日本維新の会の空本誠喜でございます。本日もよろしくお願いいたします。
本日、漁業共済に関する質問でございますが、令和五年、二〇二三年度の漁業共済の支払い実績は二百六十九億円、台風とかの被害もございますけれども、やはりこれは様々な不漁の問題が一番であろうと思います。今日は、不漁の問題について、どう対策していくか、それを含めて深い議論をさせていただければと思っております。
その前に、福島の原発事故から、水産物が不安であるという声が、風評被害がたくさんございました。ちょうど二〇一一年三月十一日、東日本の大震災が起きまして、それから原発事故が数日後に起きてしまったというところでございますけれども、その際に、実は私も官邸から呼ばれまして、官邸に入って、福山副長官と細野補佐官といろいろ対処、対策を行いました。
漁業共済の枠外でありますが、福島の今のお魚といいますか水産物、こういったものは実は安全なんだよ、安心なんだよということをまず皆さんに、皆さんは御理解いただいていると思いますが、国民の皆様そして海外の皆様に御理解いただき、そして販路開拓とかそういったものをますます広げていただきたいと思っております。
その意味で、実は、原発事故直後は、やはり少し海は汚れていました。特に、高レベル汚染水の垂れ流しというのがございまして。
ちょっと今日、配付資料にはしていないんですが、ちょうど私の顔が載っている新聞が、二〇一二年五月二十五日、東京新聞の朝刊の一面に「影武者たちの真実」という、三月十五日から緊急対策のチームを実は官邸の中につくりまして、トップ、ヘッドになっていただいたのは、当時原子力委員長であった近藤駿介東大名誉教授、そして内閣官房参与に就いていただきました、その当時は東京大学教授でありましたが、小佐古敏荘内閣官房参与、そして原子力委員でありました尾本委員、そういったメンバーと、さらには原子力安全・保安院、文科省、各省庁の方々を集めて緊急事態対応を約一か月間させていただきました、キリンとか海水注水とか。
その中で、ここに書いてあるのは、実は、一番怖かったのは、最悪シナリオという言葉は皆さん御存じと思いますけれども、福島原発の四号機、炉の中には燃料は入っていなくて、がらんどうであった。けれども、その横には燃料プールがあって、使用済燃料プールの中にはまだ温かい使用済燃料があって、その水がもし万が一、抜けてしまったらどうなるかということを三月の二十日頃、最悪シナリオを近藤駿介委員長なんかと作ろうというのが、三月の十五日、十六日からもう作ろうということで動き出しました。
四号機の原子炉は大丈夫だった、原子炉といいますか、使用済燃料プールは大丈夫であって、最悪シナリオに至っていなかったんですが、実は、四月の二日に、高レベル汚染水が海に垂れ流しの状況があった。そういうことがございまして、これを何とか垂れ流しを止めなければ海の汚染は広がってしまうであろうということで、実は、当時の細野補佐官と相談して、私たちの助言チームからの見解として、高レベル汚染水を止めるために、入れるタンクがない、ならば、海水依存、海水由来の低レベル汚染水、ほとんど海水なんですよね、そこを、入っているところがあって、それの低レベル汚染水を出せば、高レベル汚染水をそこにためていくことができるから何とかなる、海の汚染を拡大させなくて済むであろうと。
四月二日頃、そういう事態がありまして、実は、東京電力から泣きつきがあって、保安院は動かない、原子力安全・保安院はなかなか低レベル汚染水の放出をよしとしてくださらなかった。だから、その助言チームからの官邸への緊急提言という形で、低レベル汚染水を流させてください、そして、高レベル汚染水をその空いたところに入れさせてくださいということをやったんですね。
そのときに、ちょっと海外の大使館とかそういったところに連絡が不徹底だった。そこは反省しているところなんですが、それによって、本当に汚れた汚染水の拡散というのはある程度封じ込められたということでございます。
そして、実は、その汚染水の話について、私、これは理事会で諮っていただきまして許可いただいた「汚染水との闘い」というのを直後にもう書き始めて、魚の影響とかも含めて。私自身、原子力の専門家といいますか、原発を造っていた人間で、特に放射線、ガンマ線とか中性子線とか、そういったものを得意としておる人間でありまして、電力関係全部やっていまして。
あと、福島の子供たちの健康影響がどうかということで、「二〇ミリシーベルト」。あの問題も、あの当時は、緊急時だから二十は高過ぎるよね、五ミリにして、将来的には一ミリシーベルトに抑えなきゃいけない、年間の被曝ですが、抑えなきゃいけないということで提言し、何とか一か月後ぐらいには一ミリを目指すということで、抑えていただいた。
そういう中で、この「汚染水との闘い」の中に、水産物の話も書かせていただいています。
その当時、緊急の基準としては一キロ五百ベクレル、魚のすり身を作って、それを検出器にかけて測ったら、その当時は出たんですね、やはり。やはり出ました。
そして、このチームの中での一つの対策を取ろうということで、文科省の管轄の白鳳丸に、緊急モニタリングに出てくれと。海水、いろいろなところをポイントを測ってもらって、しっかり見てもらおう、それによって安全、安心ができるよと。ただし、やはり最初の頃は、ホットスポットではありませんけれども、濃い部分もございました。
けれども、今、令和七年三月二十七日の福島県が出されている情報としましては、数字的に言いますと、さっき確認したんですが、四十一種類の魚、魚介類、湖沼とかも含めて、海、川含めて、四十一種類、六十四点のサンプルを取って、それに対しては一切、緊急時、五百ベクレルだったんですが、今、一キロ当たり百ベクレル、その基準は出ていない、ほとんど検出されていないということでございます。
そういった意味で、出荷制限に向けた規制基準を厳しくしているということは、福島の海産物って本当に逆に安全なんだよ。
実は、米の全数検査とか、また、サンプリング検査というのも、小佐古内閣官房参与が、早くやらなきゃいけない、そういったのは富士電機さんがすぐできるから、そういうのを作らせようじゃないかというので動き出して、今、福島県のお米も安全です。全数検査をやっていますからね、サンプリングもやっていますから。
そういった意味で、実は、福島県のものが、放射性物質に関しては一番安全、検査しているから。そういうことを、まず議員の皆様にも多く知っていただきながら、さらに、そういうことをちゃんと広報していただければ、もっともっと農産物、水産物の福島県産のものがどんどん売れて、更に発展できるかなと思っております。
ここは質問では入れていませんが、大臣、ちょっと所見だけいただけたらうれしいです。お願いいたします。
65藤藤田仁司水産庁次長
お答えをいたします。
クロマグロの資源につきましては、昨年のWCPFCにおきまして増枠が認められましたように、資源の回復傾向というものは科学的に明らかになっているという状況でございます。
現行の漁獲枠につきましては、国際的には二〇二六年に見直すということになってございます。一層の拡大の実現のためには、最大のクロマグロの漁獲国である我が国が適切に資源管理を実行いたしまして、資源を更に回復して、科学的に増枠が認められるという状況をつくり出すことが重要なのではないかと考えてございます。
このため、漁業関係者の皆様による資源管理の取組を後押ししつつ、国際社…
この発言のページ
66山山田勝彦(立憲)
是非、国際会議の中で、日本政府を代表し、水産庁の皆さん、頑張っていただきたいと思います。そして、その増枠した漁獲割当てをしっかりと沿岸漁師さんたちに配分していくべきだと強く訴えさせていただきます。
そもそも、二〇一五年、クロマグロの小型魚、漁獲規制が始まった配分当初に、私は配分の在り方に問題があったと思っております。
資料四に載せているんですが、これが実際の配分です。
本来、国際的な取決めで小型の沿岸漁師さんたちをより優遇するというふうになっているにもかかわらず、残念ながら、日本政府は二千トンずつ、ほぼ半分ということで、かなりまき網に有利な配分にな…
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67
御法川信英(自民)
次に、空本誠喜君。
この発言のページ
- (上の発言)
68空空本誠喜(維新)
日本維新の会の空本誠喜でございます。本日もよろしくお願いいたします。
本日、漁業共済に関する質問でございますが、令和五年、二〇二三年度の漁業共済の支払い実績は二百六十九億円、台風とかの被害もございますけれども、やはりこれは様々な不漁の問題が一番であろうと思います。今日は、不漁の問題について、どう対策していくか、それを含めて深い議論をさせていただければと思っております。
その前に、福島の原発事故から、水産物が不安であるという声が、風評被害がたくさんございました。ちょうど二〇一一年三月十一日、東日本の大震災が起きまして、それから原発事故が数日後に起きてしまったというところでございますけれども、その際に、実は私も官邸から呼ばれまして、官邸に入って、福山副長官と細野補佐官といろいろ対処、対策を行いました。
漁業共済の枠外でありますが、福島の今のお魚といいますか水産物、こういったものは実は安全なんだよ、安心なんだよということをまず皆さんに、皆さんは御理解いただいていると思いますが、国民の皆様そして海外の皆様に御理解いただき、そして販路開拓とかそういったものをますます広げていただきたいと思っております。
その意味で、実は、原発事故直後は、やはり少し海は汚れていました。特に、高レベル汚染水の垂れ流しというのがございまして。
ちょっと今日、配付資料にはしていないんですが、ちょうど私の顔が載っている新聞が、二〇一二年五月二十五日、東京新聞の朝刊の一面に「影武者たちの真実」という、三月十五日から緊急対策のチームを実は官邸の中につくりまして、トップ、ヘッドになっていただいたのは、当時原子力委員長であった近藤駿介東大名誉教授、そして内閣官房参与に就いていただきました、その当時は東京大学教授でありましたが、小佐古敏荘内閣官房参与、そして原子力委員でありました尾本委員、そういったメンバーと、さらには原子力安全・保安院、文科省、各省庁の方々を集めて緊急事態対応を約一か月間させていただきました、キリンとか海水注水とか。
その中で、ここに書いてあるのは、実は、一番怖かったのは、最悪シナリオという言葉は皆さん御存じと思いますけれども、福島原発の四号機、炉の中には燃料は入っていなくて、がらんどうであった。けれども、その横には燃料プールがあって、使用済燃料プールの中にはまだ温かい使用済燃料があって、その水がもし万が一、抜けてしまったらどうなるかということを三月の二十日頃、最悪シナリオを近藤駿介委員長なんかと作ろうというのが、三月の十五日、十六日からもう作ろうということで動き出しました。
四号機の原子炉は大丈夫だった、原子炉といいますか、使用済燃料プールは大丈夫であって、最悪シナリオに至っていなかったんですが、実は、四月の二日に、高レベル汚染水が海に垂れ流しの状況があった。そういうことがございまして、これを何とか垂れ流しを止めなければ海の汚染は広がってしまうであろうということで、実は、当時の細野補佐官と相談して、私たちの助言チームからの見解として、高レベル汚染水を止めるために、入れるタンクがない、ならば、海水依存、海水由来の低レベル汚染水、ほとんど海水なんですよね、そこを、入っているところがあって、それの低レベル汚染水を出せば、高レベル汚染水をそこにためていくことができるから何とかなる、海の汚染を拡大させなくて済むであろうと。
四月二日頃、そういう事態がありまして、実は、東京電力から泣きつきがあって、保安院は動かない、原子力安全・保安院はなかなか低レベル汚染水の放出をよしとしてくださらなかった。だから、その助言チームからの官邸への緊急提言という形で、低レベル汚染水を流させてください、そして、高レベル汚染水をその空いたところに入れさせてくださいということをやったんですね。
そのときに、ちょっと海外の大使館とかそういったところに連絡が不徹底だった。そこは反省しているところなんですが、それによって、本当に汚れた汚染水の拡散というのはある程度封じ込められたということでございます。
そして、実は、その汚染水の話について、私、これは理事会で諮っていただきまして許可いただいた「汚染水との闘い」というのを直後にもう書き始めて、魚の影響とかも含めて。私自身、原子力の専門家といいますか、原発を造っていた人間で、特に放射線、ガンマ線とか中性子線とか、そういったものを得意としておる人間でありまして、電力関係全部やっていまして。
あと、福島の子供たちの健康影響がどうかということで、「二〇ミリシーベルト」。あの問題も、あの当時は、緊急時だから二十は高過ぎるよね、五ミリにして、将来的には一ミリシーベルトに抑えなきゃいけない、年間の被曝ですが、抑えなきゃいけないということで提言し、何とか一か月後ぐらいには一ミリを目指すということで、抑えていただいた。
そういう中で、この「汚染水との闘い」の中に、水産物の話も書かせていただいています。
その当時、緊急の基準としては一キロ五百ベクレル、魚のすり身を作って、それを検出器にかけて測ったら、その当時は出たんですね、やはり。やはり出ました。
そして、このチームの中での一つの対策を取ろうということで、文科省の管轄の白鳳丸に、緊急モニタリングに出てくれと。海水、いろいろなところをポイントを測ってもらって、しっかり見てもらおう、それによって安全、安心ができるよと。ただし、やはり最初の頃は、ホットスポットではありませんけれども、濃い部分もございました。
けれども、今、令和七年三月二十七日の福島県が出されている情報としましては、数字的に言いますと、さっき確認したんですが、四十一種類の魚、魚介類、湖沼とかも含めて、海、川含めて、四十一種類、六十四点のサンプルを取って、それに対しては一切、緊急時、五百ベクレルだったんですが、今、一キロ当たり百ベクレル、その基準は出ていない、ほとんど検出されていないということでございます。
そういった意味で、出荷制限に向けた規制基準を厳しくしているということは、福島の海産物って本当に逆に安全なんだよ。
実は、米の全数検査とか、また、サンプリング検査というのも、小佐古内閣官房参与が、早くやらなきゃいけない、そういったのは富士電機さんがすぐできるから、そういうのを作らせようじゃないかというので動き出して、今、福島県のお米も安全です。全数検査をやっていますからね、サンプリングもやっていますから。
そういった意味で、実は、福島県のものが、放射性物質に関しては一番安全、検査しているから。そういうことを、まず議員の皆様にも多く知っていただきながら、さらに、そういうことをちゃんと広報していただければ、もっともっと農産物、水産物の福島県産のものがどんどん売れて、更に発展できるかなと思っております。
ここは質問では入れていませんが、大臣、ちょっと所見だけいただけたらうれしいです。お願いいたします。
69
江藤拓(自民)農林水産大臣
様々、専門的な御見識から、御苦労されたことに敬意を表します。
そもそも、その基準値自体も、厳し過ぎるのではないかという指摘も最初の頃からありました。しかし、その厳し過ぎるという指摘もある一方の指摘を、しっかりと現場は受け止めて、全量検査からサンプリング検査までしっかりやって、五年前、私も大臣でしたので、そのときに、私が現場に行って申し上げたのは、いわゆるALPS処理水ですけれども、この海洋放出については、漁業者の方々の御理解をいただくまでは絶対に放出しませんということを断言させていただいたことを思い出しました。
ですから、今委員がおっしゃったように、…
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70空空本誠喜(維新)
是非よろしくお願いいたします。
それでは、入っていくんですが、もう一枚、今日、配ってはいないんですが、実は、平成二十二年に、食料・農業・農村基本計画、これは民主党政権で作り変えています。それは、実は二〇〇九年に受かった一期生組が大きく携わって、文案をほとんど書き換えた形です、今回新しいものができましたけれども。
その中で、「森は海の恋人」という言葉、これは気仙沼の漁師さんが本に書かれていらっしゃって、そういう言葉を入れようじゃないか、海の問題は実は森の問題なんだよということをその基本計画の中に入れさせていただいています。実は、それは私が無理やり入れま…
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71森森健水産庁長官
お答えいたします。
近年、海水温の上昇ですとか、あるいは海流の変化などの海洋環境変化に伴って各地で漁獲される水産物に変化が生じておりますし、また、漁業や地域の水産関連産業にも大きな影響を与えているというふうに認識をしているところでございます。
こうした水産資源の変化、分布の変化等については、御指摘の外海と同様に、内海ですとか内湾の方でも変動が見られているというところでございます。
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