江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月12日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 193 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

渋ったという話をされましたけれども、渋ったわけではなくて、大変悩んだというのが正直なところであります。

御指摘いただいたように、農家の方々は、売渡しの米価が安いということにずっと苦しんできました。ですから、いわゆる高付加価値のほかのものを作るという努力も一生懸命されてきました。それで水活なんかもあったわけであります。

しかし、出すことによって、どれだけ出すかも悩みました。五万トンがいいのか、十万トンがいいのか、十五万トンがいいのか、それとも二十一万トンがいいのか。今までやったことがないので、どのような市場に影響を与えるかは、正直なところ、分かりません。あくまでも価格は市場で決まるものであります。

ですから、一番更に悩んでいるところは、これからの買戻しです。余りにも高い水準で買い戻したら、国はやはり農家の方に余りにも軸足を置き過ぎている、高い米価水準を維持したいんだというふうに消費者の方々からは叱責を受けるでしょうし、米価がどかんとおっこちるところまで買戻しを行わなければ、やはり安い方向に行きさえすればいいんだというふうに言われる。そういうと、農家の方々は、今委員が言われるように、その分、何とかしてくれという話も出てくるかもしれません。ですから、何とか、難しいんですけれども、そういう声が消費者からも生産者からも出ないように、一生懸命考えています。

これは、いわゆるマーケットを相手にしていますので、機動的に行わなければなりませんけれども、何分、知見が不足しております、経験がないので。しかし、追加的な放出も考えておりますが、買戻しについても、一年を超えても買い戻さない場合もあるということも一応お伝えをしておりますので、無理な買戻しもしない、しかし、安値に落ちていくその過程においても放置はしないという姿勢で、生産者の方にも応えていきたいと考えております。

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