黄川田仁志 (自由民主党)

2025年6月6日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第26号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 32 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 175 発言)

目に見えるような進展は見られていない、無視されているということでございます。

国交省ははっきり申し上げませんでしたが、参考までに皆様にお伝えしますと、韓国が二〇一五年から二〇一七年にかけて大宇造船海洋へ出した公的金融支援の額は、一・二兆円という巨額なものでございました。これに対して何ら是正措置が取られていないということでございます。

これに加えまして、韓国は、造船大手三社に今後五年で計九兆ウォン、約一兆円を投入し、中国と競争するということが昨年海外メディアで報じられております。不法な補助金を是正するどころか、更に市場をゆがめることになる可能性があります。法外な補助金のことでWTOに提訴されたことについて、全く意に介しておりません。

このような状況を見るにつけて、WTOという国際機関そのものに対して疑問や懸念を感じざるを得ません。

特に、二〇一七年から、アメリカはWTOの上級委員の任命を拒否し続けております。このことによって、WTOの紛争解決機能は事実上完全に停止してしまっております。WTO加盟国がルールに基づいて提訴しても、また協議しても前に進まない、ルールを守る側が不利になるという、極めてひずんだ構図になってしまっています。

こうした状況を踏まえまして、外務省として、今、WTOについてどう受け止められているか、現状の評価を率直にお聞かせいただければと思います。

前後のやりとり

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