梶田隆章東京大学卓越教授/元日本学術会議会長(第25期)

2025年5月7日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 200 発言)

御質問ありがとうございます。

まず、御質問の、我々がやってきた会員選考につきまして御報告させていただきます。

先ほども申しましたけれども、我々の期に選考方針というものを定めて、どういう人を選ぶのかを明確にしてまいりました。そして、この選考方針を決める際に、原案を、各種団体、つまり、もちろん現会員や連携会員及び協力学術団体に意見を求めることはしておりますが、それに加えまして、大学関係団体、学術関連機関、経済団体、専門職団体その他の団体及び加盟国際学術団体の代表者からの意見を聴取しました。その上で選考方針をまとめてきております。

このように、非常に広くの方々から会員選考について御意見を聞いた上でまとめたということを報告いたします。

一方で、法案の方なんですけれども、五人以上七人以内で組織される選定助言委員会という、限られた委員からの意見を聞くというふうにされており、これで本当に幅広い意見を吸い上げることができるのか、偏りが生じないのかということについて懸念があります。

現在の学術会議は、今の会員選考の仕組みを始めたばかりです。現行の仕組みの効果を見た上で考えるということも可能なのではないかと思いますが、どうして今やっていることを否定して、うまくいくかも分からない委員会を法定する必要があるのかということについて疑問に思います。

以上です。

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