生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

ありがとうございます。

既に今日御説明があったところでございますけれども、若干私の観点から注目している技術的要素といたしましては、AIで偽情報が生成される、そして、それが流通するのは、しばしば、まさしくSNSを始めとするデジタルプラットフォームの上であるわけです。

そうしたときに、EUでは、AI規則と、そしてデジタルサービス法というプラットフォーム規制の法制度を組み合わせることで、AI規則の中で、そのAIで生成された画像に対して機械可読可能な電子透かしを埋め込むことを義務づける、そして、デジタルサービス法の中では、それを流通させることを止めることはできないにせよ、そうした機械可読なウォーターマークがされたものを読み込んで、ユーザーにインターフェースの上で分かりやすく、これはAI生成コンテンツであるというふうにいったようなことをきちんと表示するような、プラットフォーム規制とAI規制の技術的対策を組み合わせた法制度というものを構築しているわけでございます。

こうした形で、AIに関わる問題は、やはりAI側だけで解決するものではございません、多様なレイヤーにまたがる技術的対応というものを是非この法案の中でも推進していただきたいなというふうに思います。

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