田中邦裕一般社団法人ソフトウェア協会会長/さくらインターネット株式会社代表取締役社長

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 42 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

ありがとうございます。

一つ気をつけないといけないところとしては、AIを使わないことだというふうに思っております。ただ、AIを全く使わないということにはならないですし、犯罪者も使ってくることになります。

ですので、例えば法案審議において、LLMに聞いちゃって、それを基に法案を作るとなると、そのLLMが、本当に国会議員の皆さんが、衆議院、参議院とともに自分たちで作った国会専用のLLMで、それで生産性を上げるために作るということは十分に考えられると思いますけれども、AGIのような本当に発展したAIを基に、例えば国の方向性を決めるようなことに使ってしまうと、そこに意図が入った場合に、国がだまされてしまう。一回法律が作られてしまうと取り返しがつかないことになりますから、そういった意味で、どこでAIを使うのかということに対して、十分に考える。ただ、AIを使わないのではなくて、それぞれに向けたAIをしっかりと作って、管理された中でのAIを使うことにする。

もう一つは、とはいえ、犯罪者は、振り込め詐欺だとか、AIを使って攻撃をしてくるわけですけれども、やはり生成AIに対抗できるのは生成AIしかない。例えば、振り込め詐欺の電話に対して、振り込め詐欺だということを、息子さん、娘さんの声だったとしても違うと判定するようなAIを開発している人たちがいます。

ですので、AI対AIの戦いになっているわけですけれども、しっかりと生成AIを含めたAI開発力を高めていくことで、防御力をしっかりとつくっていくということが一番の対応法じゃないかなというふうに思っております。

以上でございます。

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