高見澤將林東京大学公共政策大学院客員教授/公益財団法人笹川平和財団上席フェロー

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

お答え申し上げます。

まず一つは、情報セキュリティーかサイバーセキュリティーかという話がございましたけれども、元々日本の情報セキュリティーということからスタートしているわけですね、IT基本法の話もそうですけれども。

当時、IT基本法の制定のときの本会議で、まさに機関の一元化であるとか人材の重要性であるとか、そういったことを言われておりましたし、アメリカでは非常にセキュリティーが低くて問題なんだけれども日本は大丈夫かというような話があったときに、それからIT基本法の話になって、逆にサイバーセキュリティーの観点はやや軽視される傾向があったというふうに私は思っておりますので、先生の御指摘は非常にごもっともで、まさにその情報の中身といいますか、我々が持っているデータなりシステムというものを我々自身が知る、つまり、データガバナンスなりシステムのマネジメント、あるいはOTの話も含めて、そういう体制を強靱に、それぞれの企業なり個人が持っていなきゃいけないという、それがまず大前提としてあるというふうに、それは全くおっしゃるとおりだと思いますので。それを前提にした上で、我々としてはいろいろな政策を展開していかなきゃいけない。

しかも、サイバー空間なり、テクノロジーとか攻撃のパターンとか、変化が非常に激しいですから、我々としてはやはり常にアップデートというのを考えなきゃいけない。

そうすると、今回法案ができても、施行までの時間がかかるということですから、それと並行して、今できることを常にやっていく。しかも、サイバー空間というのは、そういう非常に制約のある問題だ、だけれども便利だ、それは活用しなければいけないという、その両方のバランスを見ながら積極的に対応していくということに尽きるのではないか。つまり、常に安心しない、だけれども利用する、分かりながら利用するということではないかと思っております。

前後のやりとり

57の発言を見る

65の発言を見る