山名啓雄日本放送協会専務理事

2025年3月18日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 75 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 219 発言)

お答えいたします。

限られた経営資源をNHKならではと思っていただける高品質なコンテンツの取材、制作に集中させるため、音声波につきましては、二〇二六年度の番組改定の時期に合わせて、二〇二六年三月末に現在のラジオ三波をAM、FMの二波に再編することとしています。二波に再編後は、語学番組や高校講座など教育番組は原則、新NHKFMで放送することを検討しております。再編後のコンテンツの在り方につきましては、インターネットの活用をより進め、引き続き幅広いリスナーに充実したコンテンツをお届けするとともに、利便性をなるべく損なわない形とするよう検討を進めてまいります。

音声波再編に伴う削減効果といたしましては、番組の制作費に加えまして、老朽化したラジオ送信所設備の更新経費が不要となりまして、今後、百億円規模の設備投資を抑制できるというふうに試算しております。また、全国のラジオ送信所設備の補修費、回線費、電気代など、設備維持の経費として年間八億円程度の経費削減を見込んでおります。

災害時、停電してもラジオは正確、迅速できめ細かい情報を伝えることができる利点がありまして、命と暮らしを守るため、ラジオが果たす役割は極めて大きいと考えております。新NHKAMでは、全国を広くカバーする特性を生かしまして、ラジオの災害報道の基幹波としてニュースやライフライン情報を放送してまいります。さらに、地域の状況に応じまして、新NHKFMでも帰宅困難者向け情報やライフライン情報などを伝えてまいります。公共放送として視聴者・国民の皆様の安全、安心、命と暮らしを守るということは重要な役割だと認識しておりまして、音声波の再編に当たっては、こうした点にも十分留意しながら丁寧に進めてまいります。

前後のやりとり

71の発言を見る

79の発言を見る