まさに委員の御指摘のとおり、IDA等の国際開発金融機関が日本を含むドナー国の資金を活用して支援を行う以上、PDCAサイクルを回しまして、その使途や成果に関する検証を行い、これを公表することは極めて重要であるというふうに考えてございます。
IDA及びIICの今回の増資に際しては、PDCAサイクルに基づきまして、事前に定量的な目標を設定した上で、中間評価等を通じて定期的に達成状況の検証を行い、その検証結果を公表するとともに、その後の業務の運営に活用することとしてございます。
具体的にIDA二十一次増資について申し上げますと、国際保健、債務、インフラを始めとする各分野につきまして、具体的な取組や支援国数から成る二十五個の政策目標を設定しておりまして、これを、二〇二六年十二月に行われる中間評価におきまして、各目標の達成に向けた進捗状況を確認し、その結果を公表するとともに、次回の増資のまた目標設定に反映させる、そういった形でPDCAサイクルを回すこととしてございます。
日本としても、こうしたプロセスを通じまして、引き続き、IDA及びIIC両機関の資金の使途や成果をモニタリングしてまいりたいというふうに考えてございます。
96山山口良治(公明)
続きまして、関連しまして米州投資公社の増資による具体的な効果をお伺いいたします。
IICは、中南米地域の中小企業支援を通じて地域経済の発展に貢献をするという機関であると先ほども伺いました。日本企業の中南米市場への進出支援という観点からも大変重要であるというふうに認識をしております。
今回の増資によりまして、IICはどのような支援能力を強化することになるのでしょうか。また、その結果として日本企業の中南米市場への展開にどのような波及効果をもたらすと期待をされているのか、具体的にお聞かせください。お願いします。
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97土土谷晃浩財務省国際局長
お答え申し上げます。
IICにつきましては、今回の増資によって得られます三十五億ドル、これを元にいたしまして、貸付債権の証券化を含め、効果的な民間資金動員を図ることによりまして、二〇三三年までにこの地域で全体として千二十億ドルのプロジェクトを実施する予定としております。
IICは、この資金を、エネルギー、デジタル、農業といった分野に優先的に投融資しまして、ビジネスの発展を支援するとともに、女性、貧困、脆弱層といった分野への支援も行い、社会的課題への解決にも取り組むこととしております。
このように、今後IICが支援分野や規模を拡充し、中南米・カリブ地…
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98山山口良治(公明)
具体的な御答弁、ありがとうございます。
先ほど田中委員の方からも、この中南米地域への投資額が比較的少ないのではないかという御指摘がありましたけれども、一方で、私、ジェトロが発表しておりました昨年の海外進出日系企業実態調査中南米編ということで読ませていただきましたところ、おおむねかなり、日系の企業が、黒字が七割に到達をして、また、過去最高の、ブラジルでは黒字企業の割合が増えているという調査結果が出ておりまして、人口がかなり市場規模として大きい、また、自動車産業におきまして非常に重要な部分を担うこの中南米が、日本企業にとって更に大きな市場として役割を果たし…
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- (上の発言)
99土土谷晃浩財務省国際局長
まさに委員の御指摘のとおり、IDA等の国際開発金融機関が日本を含むドナー国の資金を活用して支援を行う以上、PDCAサイクルを回しまして、その使途や成果に関する検証を行い、これを公表することは極めて重要であるというふうに考えてございます。
IDA及びIICの今回の増資に際しては、PDCAサイクルに基づきまして、事前に定量的な目標を設定した上で、中間評価等を通じて定期的に達成状況の検証を行い、その検証結果を公表するとともに、その後の業務の運営に活用することとしてございます。
具体的にIDA二十一次増資について申し上げますと、国際保健、債務、インフラを始めとする各分野につきまして、具体的な取組や支援国数から成る二十五個の政策目標を設定しておりまして、これを、二〇二六年十二月に行われる中間評価におきまして、各目標の達成に向けた進捗状況を確認し、その結果を公表するとともに、次回の増資のまた目標設定に反映させる、そういった形でPDCAサイクルを回すこととしてございます。
日本としても、こうしたプロセスを通じまして、引き続き、IDA及びIIC両機関の資金の使途や成果をモニタリングしてまいりたいというふうに考えてございます。
100山山口良治(公明)
ありがとうございます。
先ほども他の委員からもありましたけれども、大きな拠出金になりますので、その使途、また成果、こういったものが、決してお手盛りではなく、厳しい目でチェックをしていくことも非常に大事かというふうに思います。先ほどのジェトロの調査におきましても、進出された日本企業の中で、様々ある投資環境のメリット、デメリットということで、デメリットにつきましては、やはり中南米地域の政治、社会情勢が非常に厳しい環境にあるということで、様々挙げられております。投資国の様々な政治状況も踏まえて、有効に活用されていることをしっかりとチェックをして、国民の皆様に…
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加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
世界各国に広がる貧困、紛争、感染症、気候変動等、国際社会が直面する課題が多様化、複雑化しておりますし、しかし、だからといって、こういった問題にひるむことなく、日本としてもしっかりと様々な国々と連携して対応していくことが必要であります。
IDAやIICといった国際開発金融機関では、こうした課題に対応するに当たり、バイの支援では時に困難である課題への対応が可能となる面があります。例えば、保健、防災、インフラなどの各セクターに専門的な知識を有する豊富な人材を持っておられること、また、国際開発金融機関ではトリプルAの格付を有し、その信用力の高さから民間資金を動…
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102山山口良治(公明)
若干時間が残ってしまいましたが、以上で質問を終わります。
ありがとうございました。
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