御指摘のように、バイと比べるとマルチの援助というのはなかなか日本の顔が見えにくいというところは確かにあるんだろうと思います。
その上で、IDA増資においては、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進、自然災害に対する強靱性の強化、質の高いインフラ投資の推進といった、バイの支援でも日本が進めておりますそうした施策を提起することによって日本との結びつけをしっかりとしていく、そしてまた、今申し上げた課題をIDAの重点政策等に位置づけてきているところであります。
大臣級会合である世銀・IMF合同開発委員会や支援対象国の代表者の出席するIDA増資会合においても、そうした点も含めて日本の貢献をアピールしているところでございます。
今後とも、支援対象国との間でのバイの面会、あるいは本年八月に横浜で開催されるTICAD等の機会も活用しつつ、対外的なコミュニケーションを強化し、そうした日本のプレゼンスというものに対する理解を深めていくとともに、IDA案件におけるJICA等日本のバイの支援との連携なども通じて、日本の知見、経験も生かしたそうした開発協力を進めていく、また、その中を通じて日本の顔がしっかり見えていけるように努力をしていきたいと考えております。
40櫻櫻井周(立憲)
続きまして、今回、法案のメインのテーマになっております、IDA、国際開発協会への増資についてお尋ねをいたします。
三年前のIDA20では、各国、どのようなプロジェクトに支援をして、どのような成果が上がっているのか、局長からでよいので御説明をよろしくお願いいたします。
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41土土谷晃浩財務省国際局長
お答え申し上げます。
IDA二十次増資における成果を分かりやすく説明するという観点から、私の方からは、個々のプロジェクトベースでのお話をさせていただいた方がよろしいかなと思ってございまして、今回はパキスタンの事例を一つ紹介させていただきたいと思ってございます。
パキスタンは、全体でいいますと直近でIDA第四位の受益国でございますので、極めてパキスタンにとってIDAは重要ということでございます。
その上でですが、二〇二二年夏にパキスタンは国土の三分の一が水没するという大洪水に見舞われました。IDAは、ここにおきまして、洪水により被害を受けた住居を、単…
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42櫻櫻井周(立憲)
分かりやすい説明をありがとうございます。
まさに災害が起きたときに学校施設が日本においては避難所になるわけなんですが、こうした考え方、よりしっかりとしたものを、災害に耐え得るものをということで、日本のODAでもそうした考え方でやってきたところ、過去には、災害が起きたときに、ほかの建物は結構崩れちゃったけれども、日本の援助でできた学校の建物はしっかり残っていた、そこが避難所として大変役に立ったというような話、もちろん、教育施設としても役に立っているわけなんですけれども、プラスアルファの効果もあったというような話を私も聞いたことがございます。パキスタンにお…
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- (上の発言)
43
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
御指摘のように、バイと比べるとマルチの援助というのはなかなか日本の顔が見えにくいというところは確かにあるんだろうと思います。
その上で、IDA増資においては、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進、自然災害に対する強靱性の強化、質の高いインフラ投資の推進といった、バイの支援でも日本が進めておりますそうした施策を提起することによって日本との結びつけをしっかりとしていく、そしてまた、今申し上げた課題をIDAの重点政策等に位置づけてきているところであります。
大臣級会合である世銀・IMF合同開発委員会や支援対象国の代表者の出席するIDA増資会合においても、そうした点も含めて日本の貢献をアピールしているところでございます。
今後とも、支援対象国との間でのバイの面会、あるいは本年八月に横浜で開催されるTICAD等の機会も活用しつつ、対外的なコミュニケーションを強化し、そうした日本のプレゼンスというものに対する理解を深めていくとともに、IDA案件におけるJICA等日本のバイの支援との連携なども通じて、日本の知見、経験も生かしたそうした開発協力を進めていく、また、その中を通じて日本の顔がしっかり見えていけるように努力をしていきたいと考えております。
44櫻櫻井周(立憲)
ちょっと、通告した質問を一つ飛ばして、次の質問に移らせていただきます。
今回のIDA増資への貢献比率ですけれども、前回に比べて、IDA20に比べて低下しておりますけれども、これは何で低下してしまったんでしょうか。資料三にはその推移をつけておりますけれども、これについて御説明をお願いいたします。
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加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
御指摘のとおり、今回のIDAに対する貢献シェアは、ドル建てでは前回の一三・八%から一〇・五%と低下をしているところでありますが、ドナー国としては二番目という位置はキープをしているところであります。
このシェアの低下は、明らかに、前回の増資と比べて対ドルレートが大きく円安となっているということでございますので、その中でもできるだけこうした支援をしていくということで、厳しい財政事情の中でありますが、努力をした結果、円建てでの支援額で見ると、前回三千七百六十七億を今回は四千二百五十七億円と増加をさせていく中で、引き続き、低所得国に対する日本の貢献努力、支援体…
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46櫻櫻井周(立憲)
まさに円安、私は行き過ぎた円安だというふうに思っておりますけれども、それゆえに日本の世界経済におけるプレゼンスが大きく低下してしまっていることがこういったところにも表れてしまっているのかなというふうには思います。
続きまして、世界銀行、IMFのスプリングミーティングスについてお尋ねをいたします。
この中で、グローバル・パーリアメンタリアン・フォーラムというのが開催されているというふうに承知をしております。その会議の様子について、もし、局長、分かれば御説明いただけますでしょうか。あわせて、日本の国会議員がこうしたグローバル・パーリアメンタリアン・フォー…
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