田村智子 (日本共産党)

2025年2月12日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 253 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 263 発言)

私、昨年、総選挙の直前まで参議院の国土交通委員会を担当しておりまして、建設業における担い手不足がいかに深刻か、政府も与野党も一致した認識で議論をして、担い手づくりの法律を全会一致で成立をさせたんですね。その議論の中でも、担い手不足は目の前の危機だということが強調されていました。

今、大工や左官を始め建設技能者の四分の一が六十歳以上なんですね。若い職人の育成に本気で取り組むとともに、今、六十歳以上の建設業の職人の皆さんの力が不可欠なんです。そういうときに、今まで免税業者だった一人親方が、六十代、七十代でインボイスに登録して、煩雑な事務作業をして、しかも消費税納入の重い負担を覚悟して仕事を続けるだろうか。インボイスの導入が引き金となって廃業が相次いだら、町場の建設の仕事は誰が担うのかということになるんですね。住宅建設、リフォーム、バリアフリー化、災害復旧、こういう仕事です。既に、町場で一人親方、小規模事業者がいなくなっていて、除雪ができない、災害への対応が遅れるなど、地域社会に深刻な影響を与え始めています。

今日は国交省にも来ていただきました。本来、インボイスを導入する前に、私は、省庁横断で、産業に与える影響、産業全体に与える影響を検証すべきだったと思いますが、今からでもやるべきだと思います。インボイスの導入による建設産業そのものへの影響について、国交省は何か調査をしておられますか。

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