楠田幹人国土交通省住宅局長

2025年5月14日・第217回国会 衆議院 国土交通委員会法務委員会連合審査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

お答えをいたします。

先生御指摘のとおり、一棟リノベーションにつきましては、躯体を生かして再生を図る手法でございます。建て替えと比較をいたしまして、費用の面、時間の面などで負担が小さい、あるいは再生に向けた合意形成を図りやすいなどの特徴がございます。今回の改正法案によりまして、今後の活用の拡大が期待されるところであります。

また、一棟リノベーションにつきましては、共用部分と全ての専有部分の変更を伴う工事を行うものでございますので、一旦躯体のみの状態とし、必要に応じて耐震改修などの躯体の補強を行った上で、全ての専有部分の改修を進めていくということも可能でございます。

このため、耐震性が不足しているマンションで一棟リノベーションを行う場合には、その機会を捉えて耐震改修をしっかりと進めていただくということが大変重要であるというふうに考えているところであります。

国土交通省におきましては、マンションを含めました住宅全体の耐震化を加速させるために、地方公共団体を通じて耐震改修に対する予算上の支援を行っておりますし、耐震改修工事を行った住宅に対する税制上の優遇措置、あるいは住宅金融支援機構の融資など、所有者の負担軽減のための様々な支援措置を講じさせていただいているところであります。

今後、本改正法案によりまして、一棟リノベーションによる再生というものを推進をしていく中で、このような耐震改修に関する様々な支援措置についても、管理組合等にしっかりと周知をし、活用を働きかけていきたい、それによってマンションの耐震化を更に進めてまいりたいと考えております。

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