鹿沼均厚生労働省保険局長

2025年5月21日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 145 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 360 発言)

お答えいたします。

健康保険組合は、まさに労使協調の枠組みの中で保険料率の設定や付加給付を実施するなど自主自律の運営を行っているほか、保険者と事業主の距離が近いことを生かし、事業主と連携した保健事業を実施するなど、公的医療保険制度の重要な担い手だと思っております。

近年、今先生からも御指摘いただきましたけれども、現役世代が負担する高齢者医療制度への拠出金が増加しており、健康保険組合を取り巻く状況は非常に厳しくなっているというふうに思っております。

一方で、令和七年度予算につきましては、今先生からお話があったとおりですが、賃上げの影響を反映して、おっしゃるように赤字ではありますが、昨年度よりは三千億円弱、予算ベースでは収支差が改善しているというふうにも聞いております。

ただ一方で、やはりこういった厳しい状況、あと健康保険組合の重要性に鑑み、私どもとしても、高齢者医療への拠出金に係る負担が重い健康保険組合に対して財政支援を行うということ、それとやはり、給付がどんどん増えていっては結局何をやっても保険料の負担が増えていってしまいますので、こういった中で、年齢にかかわらず、負担能力に応じて支え合うという全世代型社会保障の構築に向けた取組、こういったことを進めているところでございまして、現役世代の負担軽減を図っていくためにも、一昨年に取りまとめた改革工程に沿って着実に改革を進めていきたい、このように考えております。

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