田中佐智子厚生労働省雇用環境・均等局長

2025年5月14日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 190 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 269 発言)

本法案でのカスタマーハラスメント防止対策でございますけれども、カスタマーハラスメントは労働者の心身に深刻な影響を与えるということで、労働者保護の観点から、労働法制の中での対策の強化ということで、事業主に雇用管理上必要な措置を講ずることを義務づける、こういうような体系を取ってございます。事業主が講ずべき雇用管理上の措置につきましては、カスタマーハラスメントに関して事業主が方針等の明確化を行うことなどを盛り込んでございます。

当然のことながら、カスタマーハラスメントが起きないようにするということは、カスタマーハラスメントをする方にしっかり考えていただく必要がございます。

そういったようなことをするために、本法案においては、顧客等の責務というふうな形で、カスタマーハラスメントの問題に対する関心と理解を深めるとともに、労働者に対する言動が当該労働者の就業環境を害することのないよう、必要な注意を払うように努めなければならないということの規定、それから、ハラスメント一般について、何人も職場におけるハラスメントを行ってはならないということを法文上明確化した上で、国が周知啓発に取り組むということなどをしてございます。

社会全体で、やはりカスタマーハラスメントを行ってはならないというような社会になっていくということが重要だと思いますので、カスタマーハラスメントの行為者たり得るそれぞれの顧客等につきましても、しっかり認識を持っていただけますように周知等に取り組んでまいりたいと考えております。

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