黒田秀郎厚生労働省老健局長

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 283 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 328 発言)

お答え申し上げます。

委員お尋ねの訪問介護事業につきましては、経年で見ますと、全事業所の一割程度が新規参入、再開をし、一割程度が休廃止をしている、そんな状況がございます。

民間の調査結果についてのコメントは控えたいと思いますが、委員御指摘のとおり、訪問介護事業は、長引く人手不足、燃料代の高騰など、大変厳しい状況にあると認識してございます。

厚労省で調査した結果について少し申し上げますと、昨年三月、六月、それから昨年六月から八月までの三つの時点で訪問介護事業所の休廃止の状況について把握をしてございますが、いずれも前年同期比でおおむね一割弱の増加というようなイメージになってございます。

一方で、新規開業や再開も同程度であるということと、それから、休廃止の主な理由は人員の不足ということでございまして、人材確保に大変現場の皆様が苦労されているということだと承知しております。

あと、先生御指摘の地域別あるいは規模別のお話になりますけれども、先ほど申しました調査の中で、中山間地域、それから小規模事業所に重点を置いた調査を行ってございます。

その中で申しますと、報酬改定の前後で比べますと、事業所の訪問一回当たりの収入は微増ということになってございますが、一方で、小規模な事業所を中心に、都市部、中山間地域等のいずれにおいても訪問回数が減少しておりまして、収入減につながっていること、それから、特に中山間地域等については、高齢者人口の伸びが鈍化又は減少傾向にありまして、こうした厳しい状況が継続することが見込まれるということ、こうしたことが私どもの調査の中でも明らかになってございます。

引き続き、地域の特性、規模ごとの事業所の経営状況、様々課題がございますので、把握をさせていただいた上で丁寧に対応してまいります。

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