できるところから、そして、何年という具体的な数字は示せないけれども取り組んでいくというお話でした。
何年というところが難しくても、今お話しいただいたように、ハード面で中長期的にやることと、足下の、例えば感染症の流行時などに迅速に対応できるような体制などは政府としてビジョンをしっかりと示していただいて、かつ、それを着実に進めていっているのか、PDCAサイクルで回して、評価をして進めていただきたいというふうにお願いを申し上げます。
この問題は薬機法の改正だけでは解決に進まないなということを感じながら、質問の準備をやってまいりました。薬価の中間年改定も原則禁止する必要がありますし、薬不足の要因の一つである流通とか在庫の全体の見える化というところにも役割が求められているというふうに思います。特に、中小規模の薬局や病院への支援なども必要だというふうに思っておりまして、支援を求めます。
次に、最後の質問に移ります。
高額療養費制度改正の今後の再検討について伺います。
高額療養費制度について、石破総理が、今年八月の負担上限額引上げを見送った上で秋までに改めて方針を検討し、決定すると表明したのが三月七日でした。一か月が経過したことになります。上限額の引上げが凍結されたことは、諦めずに声を上げ続けた、がんや難病等の治療を続ける当事者の皆さん、その方々を支える皆さんの大きな成果です。しかし、凍結はステップの一つにすぎず、議論の再スタートであると思います。
その後の国会答弁等で、患者団体を審議会のメンバーとして加えるのかということに関しては明確な答弁を得られておらず、大変残念に思っています。
先ほども、我が党から、井坂理事から、ヒアリングだけでなくしっかりとメンバーに加えるようにという質問がありましたので、私からは要望だけをお伝えしたいと思いますけれども、この審議会は、これまでの議論にもあったとおり、様々なテーマを審議をしておりますので、やはり、高額療養費のことを話し合う特定の審議会を新たに立ち上げた方が私はいいというふうに思っております。患者団体の方々にそこに入っていただいて、丁寧にお聞きをするということが必要だと考えますけれども、その点について大臣にお答えいただきたいと思います。
97内内山博之厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
お答えいたします。
医薬品の流通状況の見える化につきましては、これは医薬品の安定供給といった観点から重要だというふうに考えてございまして、これまでも、有識者検討会、それから医薬品医療機器制度部会においても、医療用医薬品の市場全体の供給状況や現場の需給状況を把握する仕組みの必要性、これが指摘されているところでございます。
こうしたことも踏まえまして、本法案におきましては、電子処方箋管理サービスの調剤データを活用し、現場の需給状況を把握するための規定や、製造販売業者の生産量や在庫量を活用し、市場全体の供給状況を把握するための規定、こうしたものを盛り込んで…
この発言のページ
98
酒井なつみ(立憲)
医薬品の供給停止や供給不安が続いております。医薬品の供給不安の解消を国民は望んでいまして、特に医療機関の皆さんは、どのくらいの期間で改善が見込まれるのだろうかという見込みは知りたいと思うんですね。
ですから、薬機法改正によって医薬品の供給不安問題の改善が見込まれるのか、具体的に何年程度と見通しているのか、大臣に伺います。
この発言のページ
99
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
医薬品の安定供給の確保に向けましては、足下の供給不安の解消と中長期的な課題への対応、この両方に取り組んでいくことが重要であるというふうに考えています。
足下の供給不安の解消に向けましては、企業に対しての増産の働きかけであったり、増産体制整備への補助、薬価の下支えなどに引き続き取り組んでいきたいと考えています。
また、中長期的な課題への対応といたしまして、本法案におきましては、製薬企業における供給体制管理責任者の設置であったり、供給停止時の届出義務の創設、また、後発医薬品企業における品目統合、事業再編を支援するための新たな基金の造成といった措置を盛り込…
この発言のページ
- (上の発言)
100
酒井なつみ(立憲)
できるところから、そして、何年という具体的な数字は示せないけれども取り組んでいくというお話でした。
何年というところが難しくても、今お話しいただいたように、ハード面で中長期的にやることと、足下の、例えば感染症の流行時などに迅速に対応できるような体制などは政府としてビジョンをしっかりと示していただいて、かつ、それを着実に進めていっているのか、PDCAサイクルで回して、評価をして進めていただきたいというふうにお願いを申し上げます。
この問題は薬機法の改正だけでは解決に進まないなということを感じながら、質問の準備をやってまいりました。薬価の中間年改定も原則禁止する必要がありますし、薬不足の要因の一つである流通とか在庫の全体の見える化というところにも役割が求められているというふうに思います。特に、中小規模の薬局や病院への支援なども必要だというふうに思っておりまして、支援を求めます。
次に、最後の質問に移ります。
高額療養費制度改正の今後の再検討について伺います。
高額療養費制度について、石破総理が、今年八月の負担上限額引上げを見送った上で秋までに改めて方針を検討し、決定すると表明したのが三月七日でした。一か月が経過したことになります。上限額の引上げが凍結されたことは、諦めずに声を上げ続けた、がんや難病等の治療を続ける当事者の皆さん、その方々を支える皆さんの大きな成果です。しかし、凍結はステップの一つにすぎず、議論の再スタートであると思います。
その後の国会答弁等で、患者団体を審議会のメンバーとして加えるのかということに関しては明確な答弁を得られておらず、大変残念に思っています。
先ほども、我が党から、井坂理事から、ヒアリングだけでなくしっかりとメンバーに加えるようにという質問がありましたので、私からは要望だけをお伝えしたいと思いますけれども、この審議会は、これまでの議論にもあったとおり、様々なテーマを審議をしておりますので、やはり、高額療養費のことを話し合う特定の審議会を新たに立ち上げた方が私はいいというふうに思っております。患者団体の方々にそこに入っていただいて、丁寧にお聞きをするということが必要だと考えますけれども、その点について大臣にお答えいただきたいと思います。
101
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
委員の御提言については受け止めさせていただいた上で、議論の際には患者団体を始めとした関係者の皆様から御意見を丁寧に伺うことといたしますが、どのような形で御意見を伺っていくかについては、まさに今検討をさせていただいている最中でございます。
できる限り早めに整理して、お示しできるようにしていきたいと思います。
この発言のページ
102
酒井なつみ(立憲)
もう既に一か月たっておりますので、よろしくお願いいたします。
私は、政府案が出された当初に、多様なセーフティーネットで国民を支える必要があると考えております、この制度だけではありません、その中で厚労省の職員さんにお伝えしたことがありまして、高額長期疾病、特定疾病という制度がありまして、この特例に係っている方々の疾病や治療法の拡大を二度職員さんに提案をさせていただきました。
高額長期疾病に係る特例とは、著しく高額な治療を長期、ほとんど一生の間にわたって必要とする疾病にかかった患者さんについて、自己負担限度額を通常の場合より引き下げて一万円とすることによ…
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103
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
高額療養費制度には、今御紹介いただきましたように、ほぼ生涯にわたり著しく高額な治療を必要とする人工透析であったり血友病、血液製剤に起因するHIV感染症につきまして、患者さんの自己負担限度額を更に軽減する特例制度を設けているところでございます。
この特例制度の在り方も含めた高額療養費制度全体について、今後、この秋までに改めて検討していくこととさせていただいておりますが、その際には、制度の持続性を確保しながら、患者さんの経済的な負担が過重なものとならないようにすることが重要であると考えておりまして、関係者の方々と丁寧な議論を重ねながら、増大する高額療養費を…
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