高額療養費につきましては、その総額が医療費全体の倍のスピードで伸びてございまして、制度の持続可能性の維持と現役世代を中心とした保険料負担抑制の観点から、定率改定も含めた見直しを予定していたものです。
その上で、定率改定の引上げ幅につきましては、高額療養費の伸びによる負担の増加をどのように分かち合うかという観点から、負担能力に応じた配慮を行いつつ、前回見直し後の経済、物価動向を勘案して、平均的な年収の方、年収三百七十万円から七百七十万円の方々の定率改定の幅を一〇%と設定していたものでございます。したがって、物価上昇率や賃金上昇率と機械的に連動させていたものではございません。
いずれにしましても、今後、どのような形で見直していくか、しっかりいろいろな方の御意見も踏まえながら検討を進めたいと思います。
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山井和則(立憲)
是非進めてください。
それと、今年秋までには決定するのは拙速だということを東京都医師会もおっしゃっています。これは是非延ばしていただきたいと思いますが、どうしても、あとはもう質問時間が来まして終わりますが、今年の秋と締切りを切ることは拙速ではないかという心配の声が患者団体や医師会からも出ておりますので、是非そこはじっくりと議論していただきたいと思います。
今日はありがとうございました。
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藤丸敏(自民)
次に、井坂信彦君。
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井坂信彦(立憲)
立憲民主党の井坂信彦です。
本日は、高額療養費の引上げ凍結と、そして年金法案について伺います。
まず高額療養費について、総理は、国会で繰り返し、この十年間の経済、物価動向の変化を踏まえて、自己負担上限額を定率で引き上げる必要があると答弁、説明をしてきました。厚労省の資料でも、この十年で賃金が約一〇%伸びたから、高額療養費の自己負担上限額を一〇%引き上げるんだと記載をされています。しかし、私は、この考え方は、倫理的にはもちろん、数学的にも間違っているというふうに思います。
大臣に伺いますが、賃金、物価が一〇%伸びたら、なぜ高額療養費の上限額を一〇%引…
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- (上の発言)
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
高額療養費につきましては、その総額が医療費全体の倍のスピードで伸びてございまして、制度の持続可能性の維持と現役世代を中心とした保険料負担抑制の観点から、定率改定も含めた見直しを予定していたものです。
その上で、定率改定の引上げ幅につきましては、高額療養費の伸びによる負担の増加をどのように分かち合うかという観点から、負担能力に応じた配慮を行いつつ、前回見直し後の経済、物価動向を勘案して、平均的な年収の方、年収三百七十万円から七百七十万円の方々の定率改定の幅を一〇%と設定していたものでございます。したがって、物価上昇率や賃金上昇率と機械的に連動させていたものではございません。
いずれにしましても、今後、どのような形で見直していくか、しっかりいろいろな方の御意見も踏まえながら検討を進めたいと思います。
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井坂信彦(立憲)
大臣、これは、物価が一〇%上がったから、自己負担も一〇%引き上げて患者さんに一〇%多く自己負担してもらおう、賃金も一〇%増えているから、自己負担が一〇%増えても払えるだろう、こういう理屈だと思います。
果たして本当にそうかということを、ちょっと今日は時間を取って議論をしたいと思います。
私は、今回政府がやろうとしていたように上限額を引き上げなくても、賃金が上がれば、患者の自己負担額は自然に上がると考えています。賃金、物価が一〇%伸びたら、全ての患者の自己負担総額も自動的に一〇%上がるので、上限額を経済、物価動向に合わせて引き上げる必要はないと考えてい…
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
委員がお示しになられましたように、所得が上がることによって推移していらっしゃるグラフを作っていただいた、そういうことがあるということについては十分認識をいたしました。
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井坂信彦(立憲)
ありがとうございます。
続きまして、資料三の右側の表を御覧いただきたいと思うんです。二〇一五年と二〇二二年の高額療養費の自己負担上限額の平均値を計算した表であります。
例えば、この右上の表、二〇一五年は、年収一千百六十万円以上で上限額が二十五万二千六百円の人が三%います。年収七百七十万円から一千百六十万円で上限額十六万七千四百円の人が一〇%います。各年収の上限額に分布のパーセントを掛けて全て縦に足し合わせていくと、二〇一五年の加入者全員の平均上限額が八万一千百十七円と赤い文字で出てまいります。同様に、右下の表で、各年収の上限額に分布のパーセントを掛け…
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