御指摘をいただきました防災対策についてお答えをしたいと思います。
まず、原子力災害対策指針では、東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえまして、そのような大規模な事故にも対応できるような防護措置の考え方や、あるいは、そのために必要となる原子力災害医療、モニタリング等の事前対策を示しているところでございます。
その具体的な計画につきましては、災害対策基本法及び原子力災害対策特別措置法に基づいて、地方公共団体等が指針の内容を踏まえて策定することとされており、これにより地域の特性を考慮した原子力防災体制が構築されているところでございます。
また、原子力規制委員会では、地方公共団体等からの課題の指摘も踏まえつつ、緊急対応への従事者の放射線防護対策、甲状腺被曝線量モニタリング、屋内退避の運用など、指針に基づく対策の具体性の向上のための継続的な見直しを進めているところでございます。
私自身も、様々な立地自治体に出向きまして、立地自治体の長の皆さんと意見交換をさせていただいております。様々な御意見をいただいております。具体性に乏しいというような意見もいただいておりますので、今般、屋内退避の運用についての具体的な検討を一年間行いまして、その報告書をまとめさせていただいたところでございます。
125平平林晃(公明)
ありがとうございます。
そういった知見を踏まえながら、今後の本格的取り出し作業の検討がなされていくことと推察をいたします。
もう時間になりましたので、最後の質問は省略させていただきますけれども、今後の廃炉の作業に関しましては、専門家の皆様の御意見は当然だと思いますけれども、地域住民も加わった議論もなされるべきだ、このように考えておりますので、是非そのような御検討をいただきたいと申し上げまして、私の質問を終わります。
大変にありがとうございました。
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126
江渡聡徳(自民)
次に、佐原若子君。
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127佐佐原若子(れいわ)
れいわ新選組、佐原若子でございます。
本日は、座ったままでの発言をお許しいただきまして、ありがとうございます。
福島第一原発事故、レベル7の過酷事故はいまだ収束しておりません。今もおよそ二万五千人の方が避難を余儀なくされております。そしてまた、六ケ所再処理工場の使用済燃料プールは、三千トンのプール満杯でございます。また、高レベル廃液は東海村にもございます。そして六ケ所にもあります。そういった問題から、原子力災害というのは国民的な議論がなされなくてはならない問題だと思っております。
そこで、第一に伺います。
原子力災害指針、原子力災害対策に関して、…
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- (上の発言)
128山山中伸介原子力規制委員会委員長
御指摘をいただきました防災対策についてお答えをしたいと思います。
まず、原子力災害対策指針では、東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえまして、そのような大規模な事故にも対応できるような防護措置の考え方や、あるいは、そのために必要となる原子力災害医療、モニタリング等の事前対策を示しているところでございます。
その具体的な計画につきましては、災害対策基本法及び原子力災害対策特別措置法に基づいて、地方公共団体等が指針の内容を踏まえて策定することとされており、これにより地域の特性を考慮した原子力防災体制が構築されているところでございます。
また、原子力規制委員会では、地方公共団体等からの課題の指摘も踏まえつつ、緊急対応への従事者の放射線防護対策、甲状腺被曝線量モニタリング、屋内退避の運用など、指針に基づく対策の具体性の向上のための継続的な見直しを進めているところでございます。
私自身も、様々な立地自治体に出向きまして、立地自治体の長の皆さんと意見交換をさせていただいております。様々な御意見をいただいております。具体性に乏しいというような意見もいただいておりますので、今般、屋内退避の運用についての具体的な検討を一年間行いまして、その報告書をまとめさせていただいたところでございます。
129佐佐原若子(れいわ)
ありがとうございます。
ちょっと重複するような質問でございますが、屋内退避報告書に対し、能登の教訓が生かされていないという趣旨の記事が朝日及び産経新聞等に掲載されていたのですが、それに関してどのようにお考えでしょうか。
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130山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えをいたします。
先ほどもお話をさせていただきましたけれども、今般の屋内退避の報告書につきましては、自治体からの様々な御意見に基づいて検討を開始したものでございます。能登半島の地震に限らず、複合災害を念頭に置きまして、原子力災害時の屋内退避の効果的な運用を検討したものでございます。
報告書には記載がございますけれども、複合災害時において、自宅での屋内退避ができない場合、これは避難所での屋内退避を行っていただく、それも難しい場合には避難をしていただくということが基本になります。
報告書では、このような基本的な方針を示した上で、指定避難所の耐震化、…
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131佐佐原若子(れいわ)
ありがとうございました。
最後に、福島第一原発事故時に、SPEEDIの運用がされていたにもかかわらず、公表されず、間違った退避があり、住民の混乱が生じました。本来なら避難するべき地域に正しい情報が届かず、見えない放射線の恐怖に巻き込みました。
今後、事故が起きたとき、そのような教訓を生かし、SPEEDI情報を素早く公表しないと、最悪の場合、健康を脅かし、人命を失う可能性もゼロではないと思います。なぜ公表されなかったのでしょうか。また、SPEEDIに新しいバージョンはあるのでしょうか。お聞かせいただけますでしょうか。
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