龍崎孝嗣内閣官房GX実行推進室次長

2025年5月14日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 134 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 223 発言)

御指摘のとおり、カーボンニュートラル社会の実現に向けまして、ライフサイクル全体の排出削減に寄与する製品、サービスが適切に評価、選択される、そのような市場を創出することは非常に重要だと思ってございます。

製品のライフサイクル全体の排出量を表す指標としてはカーボンフットプリントが使われてございまして、経済産業省では、CFP、カーボンフットプリントの基本的な考え方それから算定方法などを示したガイドラインの公表とか、製品別算定ルールの策定支援を行うなど、CFP算定環境の整備を行ってきてございます。また、政府の公共調達についても、グリーン購入法でCFPを算定した特定の製品を重点的に調達すべき品目として位置づけまして、初期需要の創出を促してございます。

それから、委員御指摘のようなケース、例えば先進的な省エネエアコンみたいなものですけれども、製品が消費者に渡って利用される段階で従来のものより排出削減に寄与する一方で、市場でその製品が支持されて売れるがゆえに、結果、増産のためにメーカーの製造段階での排出量が増加してしまうようなケースも考えなきゃいけないということで、こうしたケースに対応するために、経済産業省では、国内の産業界やWBCSDと連携をしまして、こうした社会への貢献を評価する、これは削減貢献量と言ってございますけれども、これのグローバルスタンダード化を後押ししてきてございます。世界的な経済団体でありますWBCSDのガイダンスとして位置づけられたことによりまして、削減貢献量というのは世界的にも普及しつつあるということで、こうしたCFPでは必ずしも評価し切れなかった切り口からのアプローチを含めて、市場創造を積極的に推進してございます。

ライフサイクル全体での環境価値を有する製品が適切に評価されまして、マーケットで選好されていくように、引き続き環境の整備にしっかりと取り組んでまいりたい、こう思ってございます。

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