山口潤一郎農林水産省農産局農産政策部長

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 147 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

お答えいたします。

価格につきましては、あらゆるものについて需要と供給のバランスで決まるところだと考えてございますけれども、今回の米の問題につきましては、昨年の九月以降、これまでにない集荷競争が現地で発生しているということでございまして、米の生産量が前の年よりも多いという状況にもかかわらず、集荷の大宗を担っている大手集荷業者の集荷量が、昨年の十二月段階で前年と比べて二十一万トン減っているという事実がございました。

このため、いわゆる実需者の方が、大手集荷業者から供給が少なくなるということが見込まれた結果、例年とは異なる調達ルートからも補完的に比較的高値で仕入れざるを得ないという状況が発生していると考えてございます。こうした大手集荷業者の集荷不足に起因する流通の目詰まりの結果、スーパーなど小売店での価格の高騰につながっていると考えてございます。

こうした目詰まりを解消しまして米の流通の円滑化を図るという目的で政府備蓄米の売渡しを行っているところでございまして、三月に二十一万トンの入札を行いました。また、本日から第三回の十万トンの入札を実施しております。

さらに、この夏の端境期までの間、毎月売渡しを行うということにしてございますが、こうした措置で米が安定的に供給をされるということで、結果的には上昇した価格も落ち着いていくのではないかと期待しているところでございます。

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