河野太志経済産業省大臣官房審議官

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 210 発言)

お答え申し上げます。

先ほども申し上げたとおり、本法案はあくまで金融機関等の有する金融債権に限定して権利変更を行うための手続を定めている制度でございまして、例えば、未払い賃金や退職金などの労働債権は権利変更の対象とはされてございません。

また、そもそも本制度は、経済的に窮境に陥る前の段階で早期での事業再生を図り、事業価値の更なる毀損を防ぐことを可能とする制度でございますので、労働者の方々の利益にも資するものであるというふうに我々としては考えてございます。

他方で、御指摘ございましたけれども、事業再生に当たっては、その企業で働く労働者の方々の御理解それから御協力を得ること、これも重要であることは事実でございまして、また、事業再生の個別事案において、現場で働く労働者の方々が賃金や雇用の観点で御不安を感じることがあることも認識してございます。

また、本制度を検討する際に開催された事業再構築小委員会の報告書に関するパブリックコメントにおきましても、労働者保護の重要性を指摘する御意見を頂戴しておりまして、制度の具体的な運用を定めていく上で重要な論点であると認識しております。

引き続き、関係者の意見を丁寧に伺いながら、制度の具体的な運用等について検討を進めてまいる所存でございます。

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