お答え申し上げます。
まず、ラピダスの成功には、御指摘をいただきましたとおり、競合他社との競争の中で勝ち残っていかないといけない。そのためには、顧客にとって付加価値があると評価される差別化戦略、これがまず重要だと考えています。
ラピダスにつきましては、その製造方法については、いわゆるバッチと呼ばれている一括して処理する方法ではなくて、ウェハーを一枚ずつ処理する枚葉式を採択することなどを通じまして、短納期化を目指しています。また、このプロセスを通じて迅速なデータ収集と改善のサイクルを高速で進めて、歩留りの改善も迅速に進めることが期待されています。
こうした取組によりまして、TSMCなどの既存の企業とは異なる競争軸で新たな顧客価値を提供したいというふうに考えています。
実際に、顧客企業におきましても、このラピダスの独自の事業戦略に新たな価値が見出され、IBMのように製造委託先にラピダスを活用すると公表していたり、あと、国内においては、ラピダスとプリファードネットワークスとさくらインターネット、こうした人たちが提携するということで、着実に顧客の方の反応も進んでいるなと思います。
御指摘をいただきましたとおり、ラピダスにおきましては、二ナノ以下につきましても、一・四ナノ、さらに一、こういった半導体に関する研究開発は継続的に顧客を獲得していくためにも重要ということで、民間資金を活用しながら推進する方針であります。
経済産業省といたしましても、足下の顧客開拓と中期的な技術力の向上、この双方をしっかり意識しながら、必要な政策を展開していきたいというふうに考えております。
56東東克哉(立憲)
ありがとうございます。
先ほど大臣も言われましたように、やはり顧客獲得というのがこれからの企業、私自身もこの顧客獲得というところで失敗しました、規模は違いますけれども。本当にこれからの経験を次の選定企業に生かしていただきたいなというふうに思います。
続きまして、半導体の需要見込額について少しずつお伺いさせていただきたいと思います。
経済産業省の資料を拝見いたしますと、二〇三〇年には百四十五兆円というふうに需要が見込まれているというふうに書かれてありました。これは、半導体市場が二〇二二年から見て一・八倍強の需要増が見込まれているという予測になります。…
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57奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
まず、半導体の需要自体は、DX、GXが進展し、また、生成AI、これが拡大しているということで、世界的にも大きく伸びるというふうに見込まれています。とりわけ、七ナノ以下の最先端領域、ここの需要は、二〇二二年の約七兆円から二〇三〇年には五十三兆円まで伸びる、そういう見込みをしています。
一方で、御指摘をいただきましたとおり、半導体ビジネスにはシリコンサイクルと呼ばれる周期的な需要の変動が確かに存在します。また、世界的な景気変動の影響も受けることは当然あり得ます。
御指摘をいただきました過去のエルピーダメモリの事例では、経営が少し立…
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58東東克哉(立憲)
ありがとうございます。
七ナノ以下の半導体がこれからどんどん伸びてくるということを認識させていただきました。これから本当に機動的にいろいろなことに対応していただきたいなというふうに思います。
先ほど外部要因のマーケットの方でお話をさせていただきましたが、続いて、技術面の方でも少しお伺いさせてください。
ラピダス社の事業計画を見ると、二〇二七年の第三・四半期以降から量産体制が始まると書いてありましたが、これらの期間で、これから、今まで十年遅れていると経済産業省さんが認識している先端半導体分野において、量産の開始時期が更なる高性能な半導体が先行して量産…
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- (上の発言)
59奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
まず、ラピダスの成功には、御指摘をいただきましたとおり、競合他社との競争の中で勝ち残っていかないといけない。そのためには、顧客にとって付加価値があると評価される差別化戦略、これがまず重要だと考えています。
ラピダスにつきましては、その製造方法については、いわゆるバッチと呼ばれている一括して処理する方法ではなくて、ウェハーを一枚ずつ処理する枚葉式を採択することなどを通じまして、短納期化を目指しています。また、このプロセスを通じて迅速なデータ収集と改善のサイクルを高速で進めて、歩留りの改善も迅速に進めることが期待されています。
こうした取組によりまして、TSMCなどの既存の企業とは異なる競争軸で新たな顧客価値を提供したいというふうに考えています。
実際に、顧客企業におきましても、このラピダスの独自の事業戦略に新たな価値が見出され、IBMのように製造委託先にラピダスを活用すると公表していたり、あと、国内においては、ラピダスとプリファードネットワークスとさくらインターネット、こうした人たちが提携するということで、着実に顧客の方の反応も進んでいるなと思います。
御指摘をいただきましたとおり、ラピダスにおきましては、二ナノ以下につきましても、一・四ナノ、さらに一、こういった半導体に関する研究開発は継続的に顧客を獲得していくためにも重要ということで、民間資金を活用しながら推進する方針であります。
経済産業省といたしましても、足下の顧客開拓と中期的な技術力の向上、この双方をしっかり意識しながら、必要な政策を展開していきたいというふうに考えております。
60東東克哉(立憲)
ありがとうございます。
二ナノ以下、そして一・四ナノ、一・〇、将来的にもここの辺りがラピダス社が生産できる体制を整えていく、そして、併せて顧客を獲得していくこと、それを民間企業と民間投資によって協力的に進んでいきたいという見解をいただきました。
この民間資金、民間投資についてまたお伺いさせていただきたいんですが、実際、今回の法案が成立して、IPAを通じた一千億の出資、そして、その他の金融融資が可能な枠組みを検討されている、先ほどのフレームの話であると思います。現在、ラピダス社に対する民間の出資総額は約七十三億円で、今後、この法案が成立した際には、この…
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61奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
まず、先ほど来お話しさせていただいておりますとおり、産業全体がパラダイムシフトを迎える中で、次世代半導体、これは我が国の産業の将来を左右する重要な技術であります。ただ、海外トップメーカーも含めまして、どの事業者もまだ量産に至っていない野心的な取組であります。ただ、これを諦めては我が国半導体産業の復活は難しいわけでありまして、ここはしっかりやっていきたい。
こうした認識の下、次世代半導体の研究開発、こちらにつきましては国の委託事業として実施してまいりました。その量産に必要な資金は、基本的には民間からの資金調達を軸に手当てされるべき…
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62東東克哉(立憲)
ありがとうございます。
選定した会社が民間資金の調達を随時促進できるようによろしくお願いいたします。
また、民間資金についてなんですけれども、先日のラピダス社の小池社長の参考人質疑の際にありましたように、今後非常な額の国費が様々に投資をされていく中で、現在非公表となっているラピダス社の個人株主を含む株主構成若しくは保有割合などの公開について、そして、JASMについては、TSMCが何%とか、過半数を取っていますとか公表されているんですけれども、今後どのようにやっていくのか。先ほど関委員も言われたように、黄金株のことであったり、様々な事業計画を見ていくこ…
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