ありがとうございました。
先ほど、こちらの席から太陽光だけじゃないという話がありましたけれども、ヨーロッパに旅行というか行って、例えばウィーンからスイスに列車で行っているときに、左側に巨大な風力発電の森みたいなものがある。そこはもう、日本の半島とかに建っている風力というのは、時々回っているって飛行機から見てうれしくなるんですけれども、オーストリアのあの風力発電はもうほぼ全部回り続けている。それぐらいヨーロッパというのは西風が、オーストリアというのは内陸部まで風が通っていくんですよね。
ところが、日本はそうじゃない。ですから、そういう意味で、太陽が出ない、風が吹かない、そういうときでも国民生活と事業の継続を担保するためにどうしなければいけないか。今大臣がおっしゃったことが今現在考えられる、また、やれることなんだろうと思いますけれども。
私自身は、再エネの中でも、当然、水力はいいし、地熱は、これまでも出ていますけれども、これは開発の余地がある。世界第三位の資源を持っているということから、そこを拡大していく必要があると思うんですけれども。先ほど言いました、融通し合うという答弁がありましたけれども、全国的にそうなった場合、今言った天候不順からですね、そうなった場合には融通すらできなくなりますので、そういう意味では、私は原子力をもう少しベストミックスで増やしていくということが必要なんじゃないかと思っている。
ただ、やはり福島事故を受けて、国民が心配している原子力を拡大していく、それも未来永劫拡大していくということについては私も否定的な見解を持っています。だからこそ、より安全性の高いフュージョンへの移行、それを加速する、そのための投資をしていく。そして、そのつなぎとして、今言ったいかなる状態になっても、自前電源として発電できる原子力を有効活用していくということをお願いしたいと思っています。
それと、さっき、私自身の言葉で化石燃料が目の敵にされているとは言いましたけれども、天然ガス発電については、トランジション期間も、それから今現在理想とするベストミックスになった後も、ピーク電源として、調整電源として必ず必要になってきます。そういう意味では、LNG発電を一定程度確保するためには、エネルギー計画にもありますけれども、LNG開発をしていかなければいけない、そうしないと価格が高騰しますので。
その際に大事なことは、ちょっと詳細は時間がないので申しませんけれども、LNG開発の、実はプロジェクトが成立する一番の肝は、二十年なら二十年潰れずに必ず引き取り続け、払い続けるという体力のあるオフテイカーが必要なんですね。日本でいえば、今現在、やはり旧一電になります。
だから、そういう意味で、システム改革が、まず発電、送電、配電を分離したこと、ここ自体が、私は日本の国情を見たときには問題だと思っています。ただ、なかなか後戻りすることはできないかもしれない。でも、少なくとも、発電と発電に必要な電力については、東京電力と中部電力がJERAというのをつくって、そこを補おうとしていますけれども。
私、一つ、東京電力のエージェントでも何でもないですけれども、この関東圏、首都圏の電力を担う東京電力が、今言ったオフテイカーとしては一番重要になってきます。特に、日米首脳会談で、アラスカ天然ガス、これは千三百キロのパイプラインもあり、本当に望む価格で引き取れるか分かりませんけれども、仮にその範囲に入った場合には、じゃ誰が日本の中でそのオフテイカーになり得るかといったら、第一に東京電力だと思っています。
そういう意味では、東京電力の今の在り方を、もう少し体力を東京電力につけさせて、オフテイカーとしての役割、そして安定供給ができる、そういう体制にしていかなければならないという問題意識を持っています。この点についての大臣の見解をお伺いします。
121
宮崎政久(自民)
次に、吉良州司君。
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122
吉良州司政府参考人など
有志の会、吉良州司です。
本論に入る前に少しだけ前口上を聞いていただきたいと思います。今日は、エネルギー安全保障、電力の安定供給ということを中心に議論をさせていただきたいと思っているんですが。
私は、一九七六年に大学に入学して、八〇年に卒業、社会人になったわけですけれども、大学在学中に衝撃的なレポートがあった。ここの中にも御承知の方もいらっしゃると思いますけれども、ローマ・クラブの報告というのが出まして、その当時、人口爆発というか人口増加とそれからエネルギー消費の増大によって化石燃料が枯渇する、それも二十世紀のうちに、そういう衝撃的なレポートが出まし…
この発言のページ
123
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
吉良委員と誠に、エネルギーのいわゆる体制づくりというところへの問題意識というのは大変共有するところでありますけれども、今御質問いただきました太陽光とか、ちょっとそういう意味でも、日が出ませんとか中東で何か問題が起きましたというところでどういう形になるかというところなんですけれども、電力の安定供給を確保する、これはSプラススリーEという大原則の中で我々も、先生もそうだと思いますけれども、やっておりました。
電力需給の見通しを把握して適切に供給力を確保することが、何よりこれは必要だというふうに思っておりますし、その際、天候等によって再エネが発電しない状況と…
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- (上の発言)
124
吉良州司政府参考人など
ありがとうございました。
先ほど、こちらの席から太陽光だけじゃないという話がありましたけれども、ヨーロッパに旅行というか行って、例えばウィーンからスイスに列車で行っているときに、左側に巨大な風力発電の森みたいなものがある。そこはもう、日本の半島とかに建っている風力というのは、時々回っているって飛行機から見てうれしくなるんですけれども、オーストリアのあの風力発電はもうほぼ全部回り続けている。それぐらいヨーロッパというのは西風が、オーストリアというのは内陸部まで風が通っていくんですよね。
ところが、日本はそうじゃない。ですから、そういう意味で、太陽が出ない、風が吹かない、そういうときでも国民生活と事業の継続を担保するためにどうしなければいけないか。今大臣がおっしゃったことが今現在考えられる、また、やれることなんだろうと思いますけれども。
私自身は、再エネの中でも、当然、水力はいいし、地熱は、これまでも出ていますけれども、これは開発の余地がある。世界第三位の資源を持っているということから、そこを拡大していく必要があると思うんですけれども。先ほど言いました、融通し合うという答弁がありましたけれども、全国的にそうなった場合、今言った天候不順からですね、そうなった場合には融通すらできなくなりますので、そういう意味では、私は原子力をもう少しベストミックスで増やしていくということが必要なんじゃないかと思っている。
ただ、やはり福島事故を受けて、国民が心配している原子力を拡大していく、それも未来永劫拡大していくということについては私も否定的な見解を持っています。だからこそ、より安全性の高いフュージョンへの移行、それを加速する、そのための投資をしていく。そして、そのつなぎとして、今言ったいかなる状態になっても、自前電源として発電できる原子力を有効活用していくということをお願いしたいと思っています。
それと、さっき、私自身の言葉で化石燃料が目の敵にされているとは言いましたけれども、天然ガス発電については、トランジション期間も、それから今現在理想とするベストミックスになった後も、ピーク電源として、調整電源として必ず必要になってきます。そういう意味では、LNG発電を一定程度確保するためには、エネルギー計画にもありますけれども、LNG開発をしていかなければいけない、そうしないと価格が高騰しますので。
その際に大事なことは、ちょっと詳細は時間がないので申しませんけれども、LNG開発の、実はプロジェクトが成立する一番の肝は、二十年なら二十年潰れずに必ず引き取り続け、払い続けるという体力のあるオフテイカーが必要なんですね。日本でいえば、今現在、やはり旧一電になります。
だから、そういう意味で、システム改革が、まず発電、送電、配電を分離したこと、ここ自体が、私は日本の国情を見たときには問題だと思っています。ただ、なかなか後戻りすることはできないかもしれない。でも、少なくとも、発電と発電に必要な電力については、東京電力と中部電力がJERAというのをつくって、そこを補おうとしていますけれども。
私、一つ、東京電力のエージェントでも何でもないですけれども、この関東圏、首都圏の電力を担う東京電力が、今言ったオフテイカーとしては一番重要になってきます。特に、日米首脳会談で、アラスカ天然ガス、これは千三百キロのパイプラインもあり、本当に望む価格で引き取れるか分かりませんけれども、仮にその範囲に入った場合には、じゃ誰が日本の中でそのオフテイカーになり得るかといったら、第一に東京電力だと思っています。
そういう意味では、東京電力の今の在り方を、もう少し体力を東京電力につけさせて、オフテイカーとしての役割、そして安定供給ができる、そういう体制にしていかなければならないという問題意識を持っています。この点についての大臣の見解をお伺いします。
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武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
幾つかいろいろな御質問もあったと思いますけれども、フュージョンについては同じ気持ちですので。あと、この前、生成AIを使ったら、何かアメリカがやけに開発が早くなるというような情報も聞きましたところもありますから、また御指導よろしくお願い申し上げたいと思います。
そして、今の電力システムの改革と言った方がいいかもしれませんけれども、御答弁させていただきますが、安定供給の確保、そして電気料金の最大限の抑制、また需要家の選択肢や事業者の事業機会の拡大を大きな目的としてこれまで進めてきたところであります。これが電力システム改革ですね。これを実現するため、小売の全…
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吉良州司政府参考人など
大臣の答弁の中でも、システム改革はいい点もあったけれども課題もあるという認識だと思いますけれども、私に言わせれば、安定供給が危うくなった時期もある。先ほど大臣もおっしゃいました、二〇二二年三月、六月しかりだし、それから、料金がやはり燃料の高騰とともに上がってしまっている。これも達成できていない。
確かに、需要家といいますか、ビジネスチャンスの拡大というのは、特に小売の面では出てきていると思いますけれども、私自身は、先ほど言いました、日本というのは対外的に、今言ったLNG開発をするにも、オフテイカーが安定していなきゃいけない。そういう意味では、発電事業者…
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宮崎政久(自民)
今日は、皆さん、雪降る中で大変お疲れさまでした。
次回は、来る二十六日水曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
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