川本裕子人事官候補者(人事院総裁)

2025年4月17日・第217回国会 衆議院 議院運営委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 80 発言)

お答え申し上げます。

委員御指摘のとおり、近年、若年層の職員の離職、増加しております。このような中で、競争力のある給与を確保することは、国家公務員の魅力を高める重要な要素の一つと考えます。

令和六年の給与勧告では、民間給与の状況を反映して、約三十年ぶり、二・七六%の高水準のベースアップを実施いたしました。中堅層以上も含む全ての職員について、俸給、ボーナスとも引き上げております。特に初任給については、人材確保の観点や民間における初任給の状況などを考慮して、総合職大卒の初任給を一四・六%引き上げるなど、大幅な引上げを実施いたしました。その結果、採用市場における競争力は従前より確保されるものになったと考えます。

また、今年の四月からは、時代の要請に即した給与制度への転換を図るため、給与制度のアップデートとして、初任給や若年層給与を引き上げ、管理職の給与を職責重視とし、成績優秀者のボーナスの上限を引き上げるなどの見直しを実施しました。

なお、本年三月の人事行政諮問会議の最終提言では、官民給与の比較対象となる企業規模の引上げや、政策の企画立案、調整などの職務に見合った、外部労働市場も考慮した給与水準の設定の必要性などについて御提言をいただいたところでございます。

民間の春闘の状況も踏まえまして、社会の御理解を得ながら、優秀な人材を公務に確保するため、時代の要請に即した給与制度の実現に向けて取り組んでいく必要があると考えております。

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