挽文子検査官候補者(検査官)

2025年2月4日・第217回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 115 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

会計制度の改革には相当なコストがかかります。それを望む、コストを望むのではなくて、発生主義の会計を望むニーズが高いとすればベネフィットが大きいでしょうから、それに見合うコストをかけるべきだと思いますが、例えば、イギリスで公会計を導入したときに、導入してからそんなに効果が上がらなかった。要するに、制度を導入してからその活用方法を考えるという、ちょっと逆のプロセスを経ているという事実がございます。

民間の感覚で私が大切だと考えているのは、会計にとどまらず、顧客の視点です。企業が発展していくためには、顧客にとっての価値がある物やサービスを顧客が望む価格で顧客が望むときに提供した上で利益を上げていくことが求められております。

民間企業では、財務情報のみならず、非財務情報の開示も進んでおります。サステーナビリティーの分野でございます。

行政組織においても、顧客すなわち国民の視点に立つことの重要性はどんなに強調してもし過ぎることはありません。納税者である国民に分かりやすい形で、税金を何のために幾ら使ったのかなどの使途を公表すること、透明化を図ることを通じて説明責任を果たしていくことが大切だと考えております。

こういった視点に立った場合、公会計に発生主義会計を導入するのがどうなのかというのは、コスト・ベネフィットの観点から見ていくべきであると個人的には考えております。

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