御質問いただき、ありがとうございます。
私は、検査官に任命されるまで、管理会計、原価計算を専門に研究してきており、検査官就任後は、委員御指摘のとおり、より民間、国民の視点に立って事務総局の指揮監督に当たることを心がけてまいりました。
例えば、会計検査院が重視している経済性、効率性及び有効性、つまり三Eの観点や、安全性の観点からの会計検査などは、まさにこれまでの学識経験における知識が役立つ領域でありますし、多面的な視野から実効性の高い意味のある所見を掲記することにより、検査対象機関における是正や改善を促すことを通じて、国民の皆様の期待に沿うことを意識してまいりました。
外部から検査官に就任した私から見た会計検査院という組織に対する所感としては、まずは職員の真面目さと検査能力の高さを評価しております。官僚制組織ではあるんですけれども、その実は、上から言われたことだけをやるというよりも、特に会計検査については、自律的組織の要素を多分に備えた組織であったことに驚きました。
自律的組織の要件というのは、職員が自ら自発的、主体的に意思決定ができるというところです。もちろん、主体的に意思決定を行えるということは、トップとの信頼関係がある。あるいは、そこはもうちょっと強くしてほしいなと思うところですが、トップマネジメント層から、価値観であるとか会計検査院の意義ですね、存在意義です、なぜ検査をするか、誰に対して検査報告を行うのか、何のために行うのかということをより強く意識してほしいということは思っておりますが、いずれにしても、そういうところは感動いたしました。
今回、任命について御同意をいただいて、引き続き検査官に任ぜられた場合には、研究者として、また検査官として職責を果たしてきた中で培った知識経験を生かし、国民の目線を大切にしながら、検査と検査報告の質の維持向上のため、他の二人の検査官とともに事務総局を指揮監督してまいる所存でございます。
110
田中健(国民)
会計検査院の大きな役割、また期待も増えておりますので、是非とも御活躍をまたいただきたいと思います。
以上です。
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111
浜田靖一(自民)
次に、吉田宣弘君。
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112
吉田宣弘(公明)
公明党の吉田宣弘でございます。どうかよろしくお願いします。
挽検査官は既に一期お務めになられて、その経験を生かし、更にこれからも検査官として、国民の期待するところの会計検査院の役割において、もちろん同意が前提でございますけれども、お力を尽くしていただきたいと思っております。
挽検査官は、特に管理会計の専門家ということをお聞きいたしました。そして、管理会計学とは、経営者の経営ガバナンスにも資する学問であるというふうにお聞きをしているところです。
そこで、挽検査官は、会計監査の職責を果たすにおいても、より民間、国民の視点に立って会計検査に臨まれてきたの…
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- (上の発言)
113挽挽文子検査官候補者(検査官)
御質問いただき、ありがとうございます。
私は、検査官に任命されるまで、管理会計、原価計算を専門に研究してきており、検査官就任後は、委員御指摘のとおり、より民間、国民の視点に立って事務総局の指揮監督に当たることを心がけてまいりました。
例えば、会計検査院が重視している経済性、効率性及び有効性、つまり三Eの観点や、安全性の観点からの会計検査などは、まさにこれまでの学識経験における知識が役立つ領域でありますし、多面的な視野から実効性の高い意味のある所見を掲記することにより、検査対象機関における是正や改善を促すことを通じて、国民の皆様の期待に沿うことを意識してまいりました。
外部から検査官に就任した私から見た会計検査院という組織に対する所感としては、まずは職員の真面目さと検査能力の高さを評価しております。官僚制組織ではあるんですけれども、その実は、上から言われたことだけをやるというよりも、特に会計検査については、自律的組織の要素を多分に備えた組織であったことに驚きました。
自律的組織の要件というのは、職員が自ら自発的、主体的に意思決定ができるというところです。もちろん、主体的に意思決定を行えるということは、トップとの信頼関係がある。あるいは、そこはもうちょっと強くしてほしいなと思うところですが、トップマネジメント層から、価値観であるとか会計検査院の意義ですね、存在意義です、なぜ検査をするか、誰に対して検査報告を行うのか、何のために行うのかということをより強く意識してほしいということは思っておりますが、いずれにしても、そういうところは感動いたしました。
今回、任命について御同意をいただいて、引き続き検査官に任ぜられた場合には、研究者として、また検査官として職責を果たしてきた中で培った知識経験を生かし、国民の目線を大切にしながら、検査と検査報告の質の維持向上のため、他の二人の検査官とともに事務総局を指揮監督してまいる所存でございます。
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吉田宣弘(公明)
次の質問です。
会計検査院からは、毎年多くの問題、課題が各省庁に対して指摘されております。問題が指摘されるたびに、国民からは、民間の感覚が欠けているのではないかという指摘を受けることがよくあります。公会計においても民間の感覚が必要な部分が多分にあるのではないかと私は思っておりますし、国民もそのことを望んでいるのではないかと思っております。
そこで、もちろん公会計と民間の会計との違いは質的にあるとは思われますけれども、その上で、挽検査官から見て、民間の感覚を公会計にも取り入れることの有効性がありますれば、是非お聞かせいただければと思います。
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115挽挽文子検査官候補者(検査官)
会計制度の改革には相当なコストがかかります。それを望む、コストを望むのではなくて、発生主義の会計を望むニーズが高いとすればベネフィットが大きいでしょうから、それに見合うコストをかけるべきだと思いますが、例えば、イギリスで公会計を導入したときに、導入してからそんなに効果が上がらなかった。要するに、制度を導入してからその活用方法を考えるという、ちょっと逆のプロセスを経ているという事実がございます。
民間の感覚で私が大切だと考えているのは、会計にとどまらず、顧客の視点です。企業が発展していくためには、顧客にとっての価値がある物やサービスを顧客が望む価格で顧客…
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吉田宣弘(公明)
最後の質問になりますが、会計検査院のパンフレットを見ますと、有識者や総務省行政評価局、また日本公認会計士との意見交換会、研究者との学術交流なども行われていることが分かります。院外との交流活動が活発に行われていること、非常によい取組だと私は思っております。
この点、挽検査官は教育者でもあられます。多くの学生を指導してきた実績もお持ちだと思います。
そこで、会計監査院に対する国民の理解を醸成する意味でも、また、これからの会計実務を担う人材を育成する意味でも、会計を履修している大学生などと交流を行うことも私は有意義ではないかと考えるのですけれども、挽検査官…
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