木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官

2025年3月14日・第217回国会 衆議院 環境委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 169 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 198 発言)

お答え申し上げます。

すぐに使える資源に乏しいという我が国の固有事情を踏まえれば、エネルギー安定供給と脱炭素を両立する観点から、特定の電源や燃料源に過度に依存しないよう、バランスの取れた電源構成を目指していくことが重要でございます。こうした中で、再生可能エネルギーの導入を進めていくことが必要だと考えております。

他方で、再エネの導入拡大に伴って、委員の御指摘にもありますとおり、安全面、防災面、環境への影響など、地域への懸念が顕在化してきておりまして、地域との共生が重要な課題となっております。

このため、昨年四月には改正再エネ特措法を施行するなど、事業規律の強化に取り組んでおりまして、FIT、FIP制度において、例えば、関連法令に違反する事業者には、早期の是正を促すために、FIT、FIP交付金を一時停止する措置を導入するとともに、防災面や環境面を含む事業内容を周辺地域の住民へ説明することをFIT、FIP認定の要件とするなど、厳格に制度を運用しているところでございます。

加えて、国民負担の抑制も重要な課題でありまして、その観点から、FIT、FIP制度において、買取り価格の引下げや入札制の活用などによるコストの低減も進んでいるところでございます。さらに、FIT、FIP認定後の迅速な事業実施を促すために、一定期限までに運転開始に向けた進捗が見られない未稼働案件のFIT、FIP認定を失効させる制度を導入しまして、これまでに約六万件の認定が失効となっております。

引き続き、関係省庁とも連携しながら、政府全体で地域との共生と国民負担の抑制を前提に進めてまいりたいと考えております。

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