その目的はそのとおりなんですけれども、いずれ、現実的には相反する場合も多分出てきますから、今言われたように、保全ということをしっかり念頭に置いて、また、締結後に、これはやはり国際的な取組の中で、先ほどの答弁でもありましたが、心強く感じましたけれども、日本がリーダーシップを発揮して、具体的な取組、その会議体の中で是非力を発揮していっていただきたいと思います。
本当に海は変わりまして、大臣の地元もそうだと思いますし、東京湾なんかもめちゃくちゃ変わっていて、サンゴが広がっているんですよね、これはバラスト水で。ガゴメという海藻があるんですけれども、それがなくて、もう沖縄の海みたいになっている。私は海に潜ったわけじゃないんですけれども、そういう状況です。
あと、船橋のふるさと納税にもなっているホンビノスガイというのは元々日本にいないやつですよね。ハマグリの、なんちゃってハマグリだと最初安く売られたけれども、今はもうブランド化されて、本当においしいんですけれども。これも、バラスト水の関係で来ている。
この間、すし屋さんに行って聞いたら、アカガイもなかなか今大変になってきているということで。私の選挙区には海はありませんけれども、福島県の海も今、イセエビが捕れたり。かつてそんなに捕れなかったのに。
そういうふうに大きく状況は変わっていますので、ある意味、気候変動で、陸地も変わっているけれども、それ以上に海は本当に変わってきているということですから、海の環境を守っていくというのは非常に大事であります。
海を守る、これは今、海だけの話をしているんですけれども、実は陸地側にも大きな課題を抱えていまして、次の質問に移りますけれども、一発肥料というのがあります。農村部の委員の皆さんだと分かるとおり、一回まけばもう大体それで終わっちゃうという、農作業の省力化にもつながっている肥料でありますけれども、これはプラスチックで覆っているので、農水省が頑張って、出ないようにと、ネットを張ってくれ、何とかと言っているけれども、ネットを張るとほかの雑草とかも絡まるからみんな嫌がるし、どうやったってやはり飛んでいって、今、海にももう出ているんですね、この被膜が。
これは、せっかくこの協定を結ぶときに、海を守っていく日本といいながら、残念ながら、大事な農業からこういうものを出してしまっている。
業界団体の方でも、その肥料を作っている団体の方でも、二〇三〇年までにこういうのをなくしていこう、代わりのものを作っていこうと。今、代わりの肥料はあるんですよ。いろいろな肥料があるんですけれども、効果とか手間から考えると、この一発肥料、一発ぽおんとまけばそれで終わるんです。だから、手間暇を考えるとこっちがいいです。だけれども、これは環境に今悪影響も及ぼしているということで、海洋汚染の原因として、まだ国際的には大きく問題視はされていませんが、一部指摘はやはり受けています。
農水省も余り使わないようにしましょうとは言っているんですけれども、これはどのぐらい日本の水田で使われているのか、ざっくりした量も把握していないと、減らしていきましょうといっても、じゃ、今年はどのぐらい減った、次の年はどのぐらい減ったというのが分からないわけです。
今の状況で、水田にちょっと限らさせてもらいますけれども、どのぐらい使っているのか、お伺いします。
11濱濱本幸也外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
不明確ではないかという御懸念でございますので、ややちょっと細かくなりますが、幾つか挙げさせていただきますと、協定の第十二条というところで、海洋遺伝資源の採取を行う際には、採取計画の内容、採取された海洋遺伝資源のサンプル及びデータの保管場所、保管されているデータの利用状況等の情報を、協定によって設置される情報交換の仕組みに通報するということが定められているということでございます。そして、この通報は、漁獲及び漁獲関連活動あるいは軍事活動を除き、海洋遺伝資源を採取する場合に行う必要があるとされているところでございます。ここまでは明記され…
この発言のページ
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小熊慎司(立憲)
ありがとうございます。いずれ、やはり締結後にいろいろまた取り組んでいかなきゃいけないということであります。
更に進みますが、本協定は生物多様性の保全と持続可能な利用を両立させることを目指していますが、具体的に、この優先順位というものもあると思いますけれども、これをしっかり決定していかなければならないというふうに思います。
例えば、漁業における生物多様性の影響と、また深海の海底資源開発の影響、これが相反してしまった場合にどっちを優先するんだということになってきます。私は、これは、海の環境を守る、それなくしては全てが始まらないと思っていますので、それを上…
この発言のページ
13濱濱本幸也外務省大臣官房審議官
委員御指摘されましたように、海洋生物多様性の保全に当たっては、漁業あるいは深海底鉱物資源開発等の海洋資源の利用と両立を図っていくことが必要であるという具合に考えております。
その上で、この協定は、生物多様性の保全と持続可能な利用の双方に一層取り組むことで、それらの両立を図ることを目的として作成され、採択された条約ということでございます。具体的には、海洋における人間の活動あるいはその影響が広範囲に拡大した結果、公海あるいは深海底にも生物多様性に関するルールが必要だという認識の下で作成されたものでございます。
本協定の規定に従いまして、関連する他の法的枠…
この発言のページ
- (上の発言)
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小熊慎司(立憲)
その目的はそのとおりなんですけれども、いずれ、現実的には相反する場合も多分出てきますから、今言われたように、保全ということをしっかり念頭に置いて、また、締結後に、これはやはり国際的な取組の中で、先ほどの答弁でもありましたが、心強く感じましたけれども、日本がリーダーシップを発揮して、具体的な取組、その会議体の中で是非力を発揮していっていただきたいと思います。
本当に海は変わりまして、大臣の地元もそうだと思いますし、東京湾なんかもめちゃくちゃ変わっていて、サンゴが広がっているんですよね、これはバラスト水で。ガゴメという海藻があるんですけれども、それがなくて、もう沖縄の海みたいになっている。私は海に潜ったわけじゃないんですけれども、そういう状況です。
あと、船橋のふるさと納税にもなっているホンビノスガイというのは元々日本にいないやつですよね。ハマグリの、なんちゃってハマグリだと最初安く売られたけれども、今はもうブランド化されて、本当においしいんですけれども。これも、バラスト水の関係で来ている。
この間、すし屋さんに行って聞いたら、アカガイもなかなか今大変になってきているということで。私の選挙区には海はありませんけれども、福島県の海も今、イセエビが捕れたり。かつてそんなに捕れなかったのに。
そういうふうに大きく状況は変わっていますので、ある意味、気候変動で、陸地も変わっているけれども、それ以上に海は本当に変わってきているということですから、海の環境を守っていくというのは非常に大事であります。
海を守る、これは今、海だけの話をしているんですけれども、実は陸地側にも大きな課題を抱えていまして、次の質問に移りますけれども、一発肥料というのがあります。農村部の委員の皆さんだと分かるとおり、一回まけばもう大体それで終わっちゃうという、農作業の省力化にもつながっている肥料でありますけれども、これはプラスチックで覆っているので、農水省が頑張って、出ないようにと、ネットを張ってくれ、何とかと言っているけれども、ネットを張るとほかの雑草とかも絡まるからみんな嫌がるし、どうやったってやはり飛んでいって、今、海にももう出ているんですね、この被膜が。
これは、せっかくこの協定を結ぶときに、海を守っていく日本といいながら、残念ながら、大事な農業からこういうものを出してしまっている。
業界団体の方でも、その肥料を作っている団体の方でも、二〇三〇年までにこういうのをなくしていこう、代わりのものを作っていこうと。今、代わりの肥料はあるんですよ。いろいろな肥料があるんですけれども、効果とか手間から考えると、この一発肥料、一発ぽおんとまけばそれで終わるんです。だから、手間暇を考えるとこっちがいいです。だけれども、これは環境に今悪影響も及ぼしているということで、海洋汚染の原因として、まだ国際的には大きく問題視はされていませんが、一部指摘はやはり受けています。
農水省も余り使わないようにしましょうとは言っているんですけれども、これはどのぐらい日本の水田で使われているのか、ざっくりした量も把握していないと、減らしていきましょうといっても、じゃ、今年はどのぐらい減った、次の年はどのぐらい減ったというのが分からないわけです。
今の状況で、水田にちょっと限らさせてもらいますけれども、どのぐらい使っているのか、お伺いします。
15
山本佐知子(自民)農林水産大臣政務官
お答えいたします。
いわゆる一発肥料というものは、肥料をプラスチックなどの被覆資材で覆うことによりまして、成分が土の中に溶け出す時間を延ばすことで、量や散布回数などを削減することができる機能を持つものであり、我が国では、委員御指摘のとおり、水稲栽培を中心に幅広く利用されています。
この被覆資材の農家段階の使用量を調査、把握することは大変難しいわけでありますが、国内製造事業者における生産量は把握しております。毎年報告を受けておりまして、これによると、直近、令和五年の生産量は約十万トンとされております。これは前年から約二万トン減少している数値ではあります…
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小熊慎司(立憲)
そうすると、これは二〇三〇年に大体やめましょうということでいいんですよね。そういう目標、ちょっと確認させてください。
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山本佐知子(自民)農林水産大臣政務官
お答えいたします。
今、二〇三〇年の目標とおっしゃられました。これは、二〇二二年一月に肥料関係団体が、プラスチック被覆肥料に頼らない農業にすることを目標とした取組方針、こういうものを作りました。これが、二〇三〇年までに、生分解性プラスチック等を使用した肥料を開発することを目指して取り組むということでございますので、議員おっしゃるとおりでございます。
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