お答えいたします。
アジア太平洋地域、これは国連の区分でございますので、国内で通常想定されるものよりもちょっと広くて、中東とかまで含むんですが、二〇二五年四月時点で、アジア太平洋地域におけるICCの加盟国は十九か国ということになってございます。
先ほど申し上げましたとおり、ICCが真に普遍的かつ実効的な裁判所となるために、アジア太平洋地域を始めとする締約国の拡大は不可欠であると認識しておりまして、アジア太平洋地域においても働きかけをしてきているところでございます。
理由についてお尋ねがございましたが、ちょっと一概に述べることは難しいんですけれども、一般論として申し上げれば、例えば、自国民が裁かれる可能性などを踏まえて慎重な姿勢を維持しているという側面はあり得るのかなと思っております。
いずれにいたしましても、そのアジア太平洋地域の各国におきまして、ICCの意義、仕組み等について理解の促進、これを一層進めることが重要であると考えております。
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鈴木庸介(立憲)
立憲民主党、鈴木庸介です。今日もよろしくお願い申し上げます。
まず、国際刑事裁判所、ICCの方について伺わせてください。
世界で最も重大な犯罪に取り組むICCでございますけれども、日本人としては初めて赤根智子さんが所長に就いていらっしゃるわけですが、実際は、アメリカ、中国、ロシア、インドといった大国とか、また人口の多い国は、ICCについて規定しているローマ規程には加盟していないということで、ICCの普遍性と実効性には残念ながら疑問符がつく事態となっている。さらには、一部の加盟国が、ICCの活動とか特定の捜査、訴追に不満を持っているということで、脱退す…
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52中中村和彦外務省国際法局長
お答えいたします。
議員から御指摘がありましたとおり、国際刑事裁判所、ICCですが、国際社会全体の関心事でございます最も重大な犯罪を犯した個人が処罰されずに済まされることがないようにするために、国家の刑事裁判権を補完するものとして、国際法に基づいて、こうした個人を訴追し処罰する権限を与えられております常設の国際刑事法廷でございます。加盟国数でございますが、二〇二五年四月時点で百二十五か国ということにとどまっております。
ICCが真に普遍的かつ実効的な裁判所となりますためには、アジア太平洋地域を始めとする締約国の拡大、これが不可欠であると政府としても認…
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鈴木庸介(立憲)
ありがとうございます。
世界的に三分の二なんですけれども、アジアに特化すると、東アジア、太平洋の諸国に特化すると半分も入っていない、四割しか入っていないんですが、この辺の所見を伺えますか。なぜ、そういうふうになっているのか。
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- (上の発言)
54中中村和彦外務省国際法局長
お答えいたします。
アジア太平洋地域、これは国連の区分でございますので、国内で通常想定されるものよりもちょっと広くて、中東とかまで含むんですが、二〇二五年四月時点で、アジア太平洋地域におけるICCの加盟国は十九か国ということになってございます。
先ほど申し上げましたとおり、ICCが真に普遍的かつ実効的な裁判所となるために、アジア太平洋地域を始めとする締約国の拡大は不可欠であると認識しておりまして、アジア太平洋地域においても働きかけをしてきているところでございます。
理由についてお尋ねがございましたが、ちょっと一概に述べることは難しいんですけれども、一般論として申し上げれば、例えば、自国民が裁かれる可能性などを踏まえて慎重な姿勢を維持しているという側面はあり得るのかなと思っております。
いずれにいたしましても、そのアジア太平洋地域の各国におきまして、ICCの意義、仕組み等について理解の促進、これを一層進めることが重要であると考えております。
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鈴木庸介(立憲)
加盟しないことについては、国家主権への干渉と捉えられていたりとか、ローマ規程の内容が国内法と必ずしも一致していなかったりとか、政情不安定とか、紛争を抱えるとか、いろいろあると思うんですけれども。
中には、加盟に関わる分担金を払いたくないという国もあるという話を伺ったんですが、日本は、最大の分担金の支払い国であるとともに所長まで出しているというところで、是非、法の支配というものを広げるために、ICCへの応援というのはしていただければと思っておりますし、ICCの応援をしている日本が、なかなか今難しい国際情勢の中でも、法の支配を遵守している国だというアピール…
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56中中村和彦外務省国際法局長
お答えいたします。
ICCを取り巻きます厳しい状況を踏まえて、我が国として、ICCあるいはICCが所在しますオランダの当局に対しまして、従来より赤根判事の警備に万全を期するよう申入れを行ってきております。既に、具体的な措置も講じられているところでございます。また、赤根判事がICC所長に就任された際も改めて、警備に万全を期するよう、ICC、オランダ当局に対して申入れを行ってきておるところでございます。
警備対応の具体的な内容につきましては、事柄の性質上、お答えは差し控えさせていただきますが、政府としても、御指摘のあった問題意識を共有しておるところでござ…
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鈴木庸介(立憲)
力強いコメントをありがとうございます。
本当に命まで狙われかねない国際情勢の中で、赤根所長の保護というものに重点を置いていただければと思います。
このICCは、いろいろな世界中の指導者とか、そういうところ、指名手配とか逮捕状の発行とかをしているわけでありますけれども、ICCの犯罪者とされた人たちに、被害を受けた皆さんに、被害者信託基金というものがあるかと思うんですけれども、余り多くの額が積まれていないという話も聞きます。この辺の現状と額についての評価を伺えますでしょうか。
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