石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2024年12月6日・第216回国会 参議院 予算委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 264 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 497 発言)

人口最小の鳥取県からすると、まさしくそうだねという感じはするわけで、矢倉委員御指摘のように、これは東京対地方の二項対立ではないわけで、やはり東京のこの過密な状況、そしてまた地方の、私は言葉は嫌いなんですけど、過疎という状況、これをどうやって一括して解決していくかですし、首都直下型地震が云々かんぬんということをここで声高に申し上げるつもりはありませんが、いかにして東京のそういうリスクを軽減していくかということも私どもは考えていかねばなりません。

世界の中で見ても、首都一極集中というのは、それは日本と韓国、あとは少しタイにそれが見られるかなという感じはございますが、ロンドン一極集中とかパリ一極集中とかローマ一極集中とか、聞いたことがないわけでございます。

そうすると、かなり人為的に東京一極集中とはつくられたものであり、それは明治維新後あるいは敗戦後、それは必要があってなされたものだと思っております。その限界点が近づいている、あるいは限界点を超えたと私は思っておりまして、出生率、婚姻率、これのバランスで考えたときに、あるいは、人口の減少率が多いところは婚姻率が低いところ、こういうことになっておりますわけで、全体の人口が減るのをどうやって抑えていくかということもございます。

ですから、偏在が少ない地方税の充実ということも併せて考えていきながら、全体的な税体系、そして日本国の在り方、それを議論しながらやっていき、これは早急に答えを出さねばならぬことであって、地方創生に力点を置いておるというのは、地方さえ良くなりゃいいとかそんなことを申し上げておるのではございません。日本全体をどうするかという点で、更に委員各位の御議論を賜りたいと思っております。

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