羽田次郎 (立憲民主党)

2024年12月19日・第216回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 44 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 292 発言)

早急に農業従事者の皆さん安心させるためにも法制化されるということ、その思いは理解できましたが、どういった形でそれを、本当に適正な価格になるような、そうした法案ができるのかどうかというのもちょっと、どうなのかなというのがよく分かりませんでしたし、やはりその食料システム全体の中ではどうしても消費者寄りの価格形成になるという、やっぱりその不安がありますので、やはり少しでも生産者に寄り添ったそうした価格形成ができるように、法律、法案を出していただきたいなというふうに思います。

次に、担い手、新規就農支援の在り方について伺いたいと思います。

農業の担い手の確保は喫緊の課題であります。私の地元でも、耕作条件の良くない地域のみならず、農業経営が成り立っていた地域においてさえ担い手不足の問題が生じてしまっております。

日本の食を支えるために大きく貢献しておられる農家の方々が御高齢となって引退しようとする際、後継者が見付からない、あるいは後継者の候補者がいても、機械や設備が古く十分に活動できないので結局諦めざるを得ないという事態になっては、日本の農業、それ以上に日本にとっての大変大きな損失になるというふうに考えております。

そこで、新規就農支援の充実が求められますが、特に親元就農支援への充実が重要になると考えております。

これまで、新規就農のうち親元就農について、農政は厳しい目を向けておりました。しかし、親が大切に守ってきた農業、農地をその子らが守るということの大切さを踏まえた取組が今農政には求められていると思います。

江藤大臣は、前回の委員会における所信的挨拶において、親元就農を含めた新規就農を促進すると明確に表明されました。これまで、国の新規就農支援策は、親元就農も支援しているといっても、親の経営に従事してから五年以内に継承することですとか、新規作物の導入等、リスクのある取組を行うなど、私に言わせれば親元就農に非常に厳しい要件を設けていると思います。この点、今後は新規作物導入の要件に代えて新たな技術の導入など、経営をバージョンアップさせることとされるようですが、農業を守り、農地を守るために親元就農をしようとする方々になぜこのようなほかの新規就農者と異なる要件を求めるのでしょうか。

そこで伺いたいんですが、江藤大臣のお考えになる親元就農とはどのようなもので、また支援策において他の新規就農に比べて厳しい要件を求めるのはなぜなのか、この親元就農だけに課された要件を撤廃するなど親元就農支援を抜本的に見直すお考えがあるのかどうか、伺いたいと思います。

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