塩村あやか (立憲民主党)

2024年12月19日・第216回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 264 発言)

ありがとうございます。

ちょっと前に聞いたときと大分進捗が変わっているなというふうに思っておりますので、ちゃんとニーズはつかみに行く努力はされているんだなというふうには今感じました。ありがとうございます。

資料一の右下の部分、四番の部分を御覧いただきたいというふうに思うんです。

左側の方が「ルソン海軍設営隊戦記」というものです。これ、インファンタ、つまりゼネラル・ナカールなんですが、四名を除いて全滅をした部隊の戦記になるんですね。この本の中に私の大おじの名前も載っておりますので、私はいつかインファンタに行って慰霊をしたいなというふうに感じていたところから引き寄せられたというような案件でもあるんじゃないかなというふうに感じています。

そして、右側の写真なんですが、本なんですが、「神軍の虐殺 占領下フィリピンで何が起きたのか インファンタケース」、これ裁判ですね、ケースというのは、これを追った書籍になるんですね。これ読ませていただきました。

インファンタ、ゼネラル・ナカールというのは、旧日本軍のガリソンと言われ、駐屯地があった場所で、太平洋側にある激戦地でありまして、現地の人も、そして日本人も多く亡くなった地域になっているんです。余り知られていないと思うんですが、そういう地域なんです。

フィリピンの戦後の反日感情というものは一定期間すごかったものがあるというのは皆さん御承知だと思うんですが、こうした反日感情を親日感情に変えていったのは、戦後大規模なODAもそうですし、井戸を掘るといったようなNGOやNPOの支援などもありまして、飲み水の確保、これも有り難かったというふうに地元の方に私が行ったときにも伝えていただきました。こういったことがあるから、不幸な歴史があったとしても、今私を温かく向かえてくれるような土壌が何とか保たれているんだろうというふうに感じています。だからこそ、こうした歴史を踏まえて、現地の人が望み、価値がある支援をしっかり届けていくことが必要だというふうに私は感じています。

次の質問なんですが、日本のODAは小ぶりになってきているというふうに聞いておりますが、しかしながら、中国に、規模では中国に対抗するということが難しいという現実も踏まえて、質です、環境であるとか日本の技術であるとか、こうしたものを大事にした支援をしていくべきだというふうに私は考えています。

また、ちょっとこの間いろいろ感じたのは、要請主義というものがあって、なかなか日本側からニーズをつかみに行くのが難しかったということも聞いているんですが、やっぱり支援のニーズをつかむというようなことが重要だというふうに思っています。というのも、フィリピンなどなど、皆さん御承知おきかもしれませんけれども、しっかりと届くようなルートがある場合とない場合がある。これは、日本と全然違うような仕組みとか社会や文化がありますので、その地域のニーズをつかむというのは、取りに行くというのは私は非常に重要だというふうに思っています。

こうした、つかみ取るというか、現地のニーズをしっかりとつかむ施策というものを具体化していくことが重要ではないかというふうに考えているんですが、岩屋大臣にお伺いしたいと思います。

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