お答えいたします。
令和六年産米の十月の相対取引価格は、昨年より五七%高の六十キロ二万三千八百二十円ということになっております。
これまで、令和二年から燃料でございますとか肥料でございますとかこういったものが高くなっていった中で、今回そういった生産費が反映されるとともに、今年の新米が出たときの集荷競争、そういったものも反映されているんじゃないかと思っております。
米の取引価格というものは、市場環境の中で、需給バランスなどを見ながら決まっていくものであり、今後の見通しということにつきましてコメントは差し控えたいと思いますけれども、引き続き、需給動向でございますとか価格の動向を見守ってまいりたいと思っております。
また、今年から来年に向けての需給についてでございます。
令和六年産のお米につきましては、作況一〇一ということで、生産量六百七十九万トンと、昨年の五年産よりも十八万トン多い水準にございます。今年の六月末の民間在庫百五十三万トンと合わせて、供給量は十分であると認識しております。
また、今年も端境期にこういった品薄ということを生じたわけでございますけれども、来年の端境期に向けましては、卸売業者などの米の流通関係者とも情報交換、こういった会議なども既に行ってきているところでございます。引き続き、よく意思疎通を図りながら、対応を検討していきたいと思っております。
その上で、今年、南海トラフ地震ということで、急激な需要増みたいなものが生じたわけでございます。そういったものに対応する対応といたしまして、情報把握、情報発信の強化といたしまして、米の関連事業者に対する販売量、在庫量の調査などにつきましては、端境期前から頻度を上げて実施していくとともに、あるいは、米の流通の現状のポイントをまとめて発信する際に消費者に分かりやすい情報、あるいは、月例での記者のブリーフィングも毎回、毎月開催していく、こういったタイムリーな情報発信をきちっとやっていきたい、そういうふうに考えております。
212
角田秀穂(公明)
公明党としましても、しっかりとネットワークを生かしながら、真の復興、一日も早い復興のために全力で取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
続きまして、水田政策について幾つかお伺いをしたいと思います。
大臣所信において、食料安全保障の強化を図る観点から、水田政策を根本的に見直すとの考えが示されました。方向性については新たな基本計画策定の過程で議論を深めていくとのことですが、具体的に、これまでの水田政策のどのようなところが今の時代の状況やあるいは環境にそぐわなくなっていると考えているのか、また、将来を見据えてどのような改善を図って…
この発言のページ
213
江藤拓(自民)農林水産大臣
今日は全部で六十数問の質問をいただいておるんですが、一番どう答えたらいいか困ったのが、実は先生の御質問であります。
水田政策は、農政のまさに中心のど真ん中にある、先ほどの繰り返しになりますからもう申し上げませんが、本当に、戦後から先人がずっと苦しみ、悩み、そして知恵を絞って、なかなかうまくいかない。しかし、日本の唯一自給できる主食である米、これはしっかり守っていかなきゃいけない。そして、その所得もしっかり確保していく必要もある。ですから、どの部分が時代にそぐわなくなったのかと言われると、ちょっと答えに正直なところ窮するんですよ。
ただ、そのときそのと…
この発言のページ
214
角田秀穂(公明)
ありがとうございます。
次に、主食用米が、今、価格が高止まりをしてしまっているということに関して幾つか質問したいと思います。
特に、今年の八月以降、米がなかなか手に入らない状況が続き、米の販売価格が急騰をいたしました。端境期にお盆前の南海トラフ地震情報が発表されて消費者が買い急ぎに走ったこと、あるいはお盆で物流が停滞したことなどなど、複数の要因が重なり合って米不足というものが生じたわけですが、この状況について、農水省は、需給自体は逼迫しているわけではなく、六年産米の生育も順調であって、新米が出回るようになれば価格も落ち着いてくるだろうとしておりました…
この発言のページ
- (上の発言)
215松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
令和六年産米の十月の相対取引価格は、昨年より五七%高の六十キロ二万三千八百二十円ということになっております。
これまで、令和二年から燃料でございますとか肥料でございますとかこういったものが高くなっていった中で、今回そういった生産費が反映されるとともに、今年の新米が出たときの集荷競争、そういったものも反映されているんじゃないかと思っております。
米の取引価格というものは、市場環境の中で、需給バランスなどを見ながら決まっていくものであり、今後の見通しということにつきましてコメントは差し控えたいと思いますけれども、引き続き、需給動向でございますとか価格の動向を見守ってまいりたいと思っております。
また、今年から来年に向けての需給についてでございます。
令和六年産のお米につきましては、作況一〇一ということで、生産量六百七十九万トンと、昨年の五年産よりも十八万トン多い水準にございます。今年の六月末の民間在庫百五十三万トンと合わせて、供給量は十分であると認識しております。
また、今年も端境期にこういった品薄ということを生じたわけでございますけれども、来年の端境期に向けましては、卸売業者などの米の流通関係者とも情報交換、こういった会議なども既に行ってきているところでございます。引き続き、よく意思疎通を図りながら、対応を検討していきたいと思っております。
その上で、今年、南海トラフ地震ということで、急激な需要増みたいなものが生じたわけでございます。そういったものに対応する対応といたしまして、情報把握、情報発信の強化といたしまして、米の関連事業者に対する販売量、在庫量の調査などにつきましては、端境期前から頻度を上げて実施していくとともに、あるいは、米の流通の現状のポイントをまとめて発信する際に消費者に分かりやすい情報、あるいは、月例での記者のブリーフィングも毎回、毎月開催していく、こういったタイムリーな情報発信をきちっとやっていきたい、そういうふうに考えております。
216
角田秀穂(公明)
米の主食用米の価格が高止まりしていることに関連して質問をさせていただきたいと思います。
百ヘクタール超の大規模水稲経営体の育成を促進しようと支援チームを立ち上げて担い手への集積、集約を進めている地域で、意欲的に経営の拡大を目指している担い手の方にお話を伺いました。そこでは、主食用が三割、そして飼料用七割の割合でお米を作っておりますが、最近の主食用米価格の高騰で、地権者からは地代値上げの要求が非常に強くなってきている。地元自治体からは国の交付金を上回る補助金も入れてもらっているのだけれども、今以上の負担ではもう経営が立ち行かないと語っておられました。
…
この発言のページ
217松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
飼料用米についてのお尋ねがございました。
飼料用米につきましては、現在、主食用の需給にかかわらず飼料が安定的に供給できるよう、そういったことで、普通の、主食用に代わりやすい一般の品種ではなく、限られた面積で多くの収量を上げられる多収品種を基本ということで進めているところでございます。
また、来年の作付に当たりましては、各産地が需要に応じた生産量をしっかり確保できるよう、加工用、新規需要の取組計画書、あるいは、水活の直接支払金の申請に係る営農計画書というものを出すわけなんですけれども、そういったものの変更期限を六月末から八月二十日…
この発言のページ
218
角田秀穂(公明)
米政策に関して、政府備蓄米について質問させていただきたいと思います。
政府備蓄用精米を活用して、子供食堂や子供宅食への提供に加えて、新たに食育活動を支援するフードバンクも対象に加えて、申請団体当たり年五十トンを上限に提供をするということになりました。
公明党としても、これまで、こうした子供食堂等への備蓄米の活用ということを訴えてきたわけですけれども、子供食堂、子供宅食への交付実績も、交付を開始した令和二年度の十七・二トンから、今年度は申請の通年化や窓口を大幅に増やしたことなどもあって、十一月二十日現在で、約二百トンと十倍以上に増えております。平時から…
この発言のページ