今日は全部で六十数問の質問をいただいておるんですが、一番どう答えたらいいか困ったのが、実は先生の御質問であります。
水田政策は、農政のまさに中心のど真ん中にある、先ほどの繰り返しになりますからもう申し上げませんが、本当に、戦後から先人がずっと苦しみ、悩み、そして知恵を絞って、なかなかうまくいかない。しかし、日本の唯一自給できる主食である米、これはしっかり守っていかなきゃいけない。そして、その所得もしっかり確保していく必要もある。ですから、どの部分が時代にそぐわなくなったのかと言われると、ちょっと答えに正直なところ窮するんですよ。
ただ、そのときそのときで、そのときの政治が懸命に知恵を出した。先ほど申し上げましたように、いわゆる厳しい減反政策をやったこともあります、生産数量の割当てをしたこともあります、戸別所得補償をやったこともあります。しかし、今現状を見ると、安定しているとはなかなか言い難い。
そして、村岡議員の方から極めて厳しい御指摘がありました、水活についてですね。ですから、どの部分がそぐわなくなったということはなかなか言いづらいと思いますが、食料安全保障のまさに中心の要であることは間違いないです。主食を守らなきゃいけませんから。水田政策の中に、水活、本当、入っていることが正しいか正しくないかもまた今後の議論になりますが、水田政策をしっかりやることによって、全体のフレームワークを考えていく必要がある。まさに、大きな問題提起をしていただいたというふうに考えております。
210
角田秀穂(公明)
今までは、午前中から、おはようございますと挨拶から入っていたんですけれども、皆さんの議論、やり取りを聞いた上で質問に立つのも、これはこれでいいなと思いながら、これから今日は質問に入らせていただきたいと思います。時間の関係もありますので、大臣への御祝辞は割愛した上で質問をさせていただきたいと思います。申し訳ございません。あと、質問していた通告も、少し順序が変わるかもしれませんけれども、よろしくお願いをいたします。
まず最初に、被災地の復興について。
元日の能登半島地震から間もなく一年がたとうとしております。現地では、災害の傷が癒える間もなく、豪雨による…
この発言のページ
211
庄子賢一(公明)農林水産大臣政務官
お答えをいたします。
一月の地震、そして九月の豪雨被害、大きな被害が広がった被災地の皆様に改めてお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。奥能登地域におきまして、再びなりわいを再開したい、そうした意欲を持っていただけますように、農水省としても支援を行っていきたいと思っております。
このため、まず、農地の復旧につきましては、石川県や関係する市町、地元JAとも協議をしながら、まずは速やかな応急復旧を行っていただくことによって、来期の作付が可能となる、被害が小規模な農地につきまして、復旧工事を行うことといたしておりまして、課題であった建設業者につき…
この発言のページ
212
角田秀穂(公明)
公明党としましても、しっかりとネットワークを生かしながら、真の復興、一日も早い復興のために全力で取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
続きまして、水田政策について幾つかお伺いをしたいと思います。
大臣所信において、食料安全保障の強化を図る観点から、水田政策を根本的に見直すとの考えが示されました。方向性については新たな基本計画策定の過程で議論を深めていくとのことですが、具体的に、これまでの水田政策のどのようなところが今の時代の状況やあるいは環境にそぐわなくなっていると考えているのか、また、将来を見据えてどのような改善を図って…
この発言のページ
- (上の発言)
213
江藤拓(自民)農林水産大臣
今日は全部で六十数問の質問をいただいておるんですが、一番どう答えたらいいか困ったのが、実は先生の御質問であります。
水田政策は、農政のまさに中心のど真ん中にある、先ほどの繰り返しになりますからもう申し上げませんが、本当に、戦後から先人がずっと苦しみ、悩み、そして知恵を絞って、なかなかうまくいかない。しかし、日本の唯一自給できる主食である米、これはしっかり守っていかなきゃいけない。そして、その所得もしっかり確保していく必要もある。ですから、どの部分が時代にそぐわなくなったのかと言われると、ちょっと答えに正直なところ窮するんですよ。
ただ、そのときそのときで、そのときの政治が懸命に知恵を出した。先ほど申し上げましたように、いわゆる厳しい減反政策をやったこともあります、生産数量の割当てをしたこともあります、戸別所得補償をやったこともあります。しかし、今現状を見ると、安定しているとはなかなか言い難い。
そして、村岡議員の方から極めて厳しい御指摘がありました、水活についてですね。ですから、どの部分がそぐわなくなったということはなかなか言いづらいと思いますが、食料安全保障のまさに中心の要であることは間違いないです。主食を守らなきゃいけませんから。水田政策の中に、水活、本当、入っていることが正しいか正しくないかもまた今後の議論になりますが、水田政策をしっかりやることによって、全体のフレームワークを考えていく必要がある。まさに、大きな問題提起をしていただいたというふうに考えております。
214
角田秀穂(公明)
ありがとうございます。
次に、主食用米が、今、価格が高止まりをしてしまっているということに関して幾つか質問したいと思います。
特に、今年の八月以降、米がなかなか手に入らない状況が続き、米の販売価格が急騰をいたしました。端境期にお盆前の南海トラフ地震情報が発表されて消費者が買い急ぎに走ったこと、あるいはお盆で物流が停滞したことなどなど、複数の要因が重なり合って米不足というものが生じたわけですが、この状況について、農水省は、需給自体は逼迫しているわけではなく、六年産米の生育も順調であって、新米が出回るようになれば価格も落ち着いてくるだろうとしておりました…
この発言のページ
215松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
令和六年産米の十月の相対取引価格は、昨年より五七%高の六十キロ二万三千八百二十円ということになっております。
これまで、令和二年から燃料でございますとか肥料でございますとかこういったものが高くなっていった中で、今回そういった生産費が反映されるとともに、今年の新米が出たときの集荷競争、そういったものも反映されているんじゃないかと思っております。
米の取引価格というものは、市場環境の中で、需給バランスなどを見ながら決まっていくものであり、今後の見通しということにつきましてコメントは差し控えたいと思いますけれども、引き続き、需給動向で…
この発言のページ
216
角田秀穂(公明)
米の主食用米の価格が高止まりしていることに関連して質問をさせていただきたいと思います。
百ヘクタール超の大規模水稲経営体の育成を促進しようと支援チームを立ち上げて担い手への集積、集約を進めている地域で、意欲的に経営の拡大を目指している担い手の方にお話を伺いました。そこでは、主食用が三割、そして飼料用七割の割合でお米を作っておりますが、最近の主食用米価格の高騰で、地権者からは地代値上げの要求が非常に強くなってきている。地元自治体からは国の交付金を上回る補助金も入れてもらっているのだけれども、今以上の負担ではもう経営が立ち行かないと語っておられました。
…
この発言のページ