岡素彦内閣官房内閣審議官

2026年5月21日・第221回国会 参議院 内閣委員会、法務委員会、外交防衛委員会連合審査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 160 発言)

これまでの国会審議におきまして、委員の方から、情報活動に従事する職員の専門性向上のために共同研修など外国関係機関の助力を得るとよいのではないかという御指摘がございまして、これに対しまして、政府としてもその有益性は認識しており、その方法をよく検討してまいりたいと何度か答弁してまいりました。

ただ、このことは、例えば我が国で容認されていない情報活動の具体要領を習得してひそかに実施するであるとか、あるいは他国の業務推進要領を身に付けて、当該国の情報活動に従属する形で活動できる職員を育成するといった、我が国の情報活動の適正性や主体性を損ねるような取組を推進することを狙いとするものでは一切ございません。

例えば、限定的な情報しか得られない中で複雑な情報を読み解くための高度な分析手法を学ぶでありますとか、あるいは先端的なAIを用いた大量の公開情報の整理、分析システムなどにつきましての研究、そういった今回の制度改正の実効性を高めるような情報活動の水準向上を図ることを狙いとしたものとしてお答えしたものでございます。

その上で、基本的な人材育成方針を申し上げますと、各省庁の専門性あるいはこれまでの実績を尊重しつつも、あわせて、省庁間連携の取組や省庁横断的な研修開催などの取組を推進してまいりたいと考えておりまして、また、それに当たりましては縦割りや独善に陥らないようにするべきであって、そのためには外部の考え方やメソッドを取り入れることが重要で、その意味におきまして、その外部というのに民間事業者もございますれば、海外の諸機関も含むというふうな認識でおります。

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