中村英正こども家庭庁成育局長

2026年4月20日・第221回国会 参議院 こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 108 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 132 発言)

お答えいたします。

まず、ただいま委員御指摘いただきました、海外に住んでいる児童を日本にいると偽って受給対象とした事案、これはかつて、子ども手当、児童手当におきましていわゆる国内居住要件がなかったということに基づいて生じたものと認識しております。平成二十三、二十四と法改正を行いまして、現在、国内居住要件というのが課されておりますので、基本的にそうした、日本には住んでないのにといったような事案は生じていないものというふうに考えております。

その上で、まあ住民票できちんとチェックしていくわけでございますけれども、一つあるのは、意図して、あるいは意図にかかわらず住民票を移さないまま国外に出てしまった外国の方に対して、これは住んでいないので受給するとこれは不適切になりますけれども、そういったものがないように、今後、マイナンバーの情報連携と出入国関連情報をちゃんとマッチングいたしまして、住民票が残っていたとしても、出国情報がある場合には、これは払わないようにというような扱いをしたいというふうに考えております。

お尋ねの外国人に対する支給でございますけれども、児童数でお答えいたしますと、令和七年二月末時点で外国人児童数は三十八万人ということでございます。支給総額は把握しておりませんが、三十八万人ということで、割合としては全体の二・一%程度ということでございます。

また、不正受給の件数や総額についてでございますけれども、こちらは、その数値そのものは把握しておりませんけれども、昨年、自治体に対して、全ての自治体に対して、平成二十七年以降、児童手当制度における外国人の不適事案、どんなものがあったということを悉皆的に調査をいたしました。そうしたところ、先ほど言った住民票を消去しないまま出国したことによって過誤払があった事例、これは二割ぐらいの自治体でございましたけれども、こちらは先ほど申し上げたマイナンバーと出国管理の情報を突き合わせれば、ほぼこれはチェックできると思います。

それ以外に、例えば、海外で出産した子がいると詐称した事案、これは全国で、調査でございますけど、一事例だけ出てきてまいりましたけれども、それほどそういった詐称は多くないとは思っておりますが、引き続きこういった不適切な事案については厳正に対処していきたいというふうに考えております。

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