岩本麻奈 (参政党)

2026年7月10日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 157 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 234 発言)

御答弁ありがとうございます。

ただ、やはり国民としてちょっと安心できないところもございます。やはり、技術力というか、今デジタル力も全然下になってしまいましたし、どうしても、大学のいろいろランキングとかも、ちょっと昔に比べるとというのはございます。それで、しかもやはり、私の今手元にある運営支援法人の一覧とかを見ると、もうほぼほぼ全部海外企業や海外との関係が深い法人が多く参画しております。

もちろん、国際連携そのものを否定するものではございません。また、海外の優秀な研究者や投資家の善意を疑うということでもございません。ただし、やはり国家プロジェクトである以上、個々の参加者の善意や理念に依存するのではなく、日本の国費で整備した研究環境から生まれた成果がしっかりと国益として残るという何かしらの担保、そういった制度設計が必要であると思っております。

また、これまでの外国人研究者誘致や国際研究拠点に関する政策についても、必ずしも成果が出ていると言い切れない事実や指摘があると思います。この辺の検証をしっかりしていただき、是非日本の国益につながるものをしっかり約束していただければとは思っております。

次に、私は、実は事務所にもこの場所、予定地が近いので、二度行ってまいりました。その辺周辺をちょっと現地視察してまいりました。この予定地なんですけれども、防衛研究所跡地及び公安調査庁研修所跡地とされ、防衛装備庁艦艇装備研究所に隣接する国有地です。この一帯なんですが、実は歴史的には、明治時代は火薬製造所、戦前は海軍技術研究所、戦後は英連合軍の恵比寿キャンプという、非常に関係の深い土地であり、現在も防衛関連施設に隣接しているのは皆さん御存じのとおりだと思います。また、過去に鉛や水銀に係る土壌汚染対策が行われ、指定解除されたのが令和七年の一月、割と最近なんです。

私は、法令上必要な手続が終わられたことを否定することでもないんです。ただ、この法令上問題がないことと国家プロジェクトの最適地であるのかということはまた別問題かなと思っております。実際、現地を歩くと、非常に高低差が大きく、擁壁が多く、ちょっと閉鎖的というかクローズドな空間で、長い地歴を持つ特殊な土地であることはよく分かります。一方で、この土地は都心の一等地で、国有財産として極めて高い価値を有しておるのも分かっております。だからこそ、この土地を売却や他用途ではなくこのGSCフラッグシップ拠点として活用することが国有財産の活用として最も合理的であると判断した理由について、国民が納得できる説明も必要であると考えております。

そこで、伺います。

政府は当該国有地をGSC拠点として活用することとなったわけですが、その管轄権の推移と国有地を国の施設として利用する場合の取扱いについて、まず伺います。

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