ありがとうございます。多分、そんなに差は付かぬやろうなと個人的には思っています。
これ、根本的に何が理由かというと、AIの開発において、ベースラインであるベース技術をつくる部分と、その応用をつくる部分とはっきりと分かれているからです、プレーヤーが。AI開発におけるベース部分については、国際競争からすると日本は少し立ち遅れていることは事実です。ですけれども、そのベース部分を、じゃ、今から同じようにつくる必要、国家的な予算を掛けてあるのかという議論が別途あるんだと思います。
幾つかの国に、この間、厚生労働省の依頼があって聞いて回ったんですけれども、各国、考え方としては、国内でもうベースをつくるという考え方はしてございません。基本的には、応用の部分をどうやってつくって自分たちが特許、権利を確保していくかという議論をしているわけです。
応用という視点で考えると、まだこれからですし、日本は、それこそ診療報酬制度にがちっと守られて、非常に質の高いデータを持っている国ですので、そのデータを正しく使うことさえできれば十分競争力は出てくるでしょうし、実際、私ども京都大学が作っている、会社が作っているものでも既に海外から引き合いがあるという状況でございますから、そういうふうにはもう簡単になっていくのだろうというふうに思います。
62
新実彰平(維新)
となりますと、具体的には、医療機関がある程度、これまたネガティブなのかもしれませんが、強制力を持って情報を出していただくのか、あるいは出すことにポジティブなインセンティブを付けるのかと、この辺りが必要になるということでしょうか。
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63黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
ありがとうございます。
今ちょうど内閣府の検討会でそのお話はしているところですので、軽々に私個人の意見を申し上げるような場面ではないと思いますが、議論としてはその二者であろうという議論が行われていて、議事録見ていただければ分かるとおり、保険診療によって取られているデータについては、基本的に強制的に出すのが筋であろうという議論におおよそ議論がまとまりつつあるのかなというふうに思っています。
そうなってくると、義務で出していらっしゃるわけですから、その後について責任を問われるということはあり得ないだろうという議論になるのかなと、ここから先は制度設計の問題…
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64
新実彰平(維新)
大変参考になる御意見、ありがとうございます。
大前提ですけれども、黒田参考人は、その医療情報の利活用のまさに第一人者として、極めて前向きなお立場、そもそも利活用には前向きなお立場だというふうに思います。
その中にあって、現状、なかなかその数が増えていかない、特に医療情報については、いうことになりますと、今おっしゃったような、民間の認定事業者がしっかりとワークする仕組みをつくっていくこと、あるいは、ちょっと時間掛かるかもしれませんが、ヘルス・データ・アクセス・ボディーのような公の仕組みをつくっていくのかということがこれから必要になってこようかと思います…
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- (上の発言)
65黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
ありがとうございます。多分、そんなに差は付かぬやろうなと個人的には思っています。
これ、根本的に何が理由かというと、AIの開発において、ベースラインであるベース技術をつくる部分と、その応用をつくる部分とはっきりと分かれているからです、プレーヤーが。AI開発におけるベース部分については、国際競争からすると日本は少し立ち遅れていることは事実です。ですけれども、そのベース部分を、じゃ、今から同じようにつくる必要、国家的な予算を掛けてあるのかという議論が別途あるんだと思います。
幾つかの国に、この間、厚生労働省の依頼があって聞いて回ったんですけれども、各国、考え方としては、国内でもうベースをつくるという考え方はしてございません。基本的には、応用の部分をどうやってつくって自分たちが特許、権利を確保していくかという議論をしているわけです。
応用という視点で考えると、まだこれからですし、日本は、それこそ診療報酬制度にがちっと守られて、非常に質の高いデータを持っている国ですので、そのデータを正しく使うことさえできれば十分競争力は出てくるでしょうし、実際、私ども京都大学が作っている、会社が作っているものでも既に海外から引き合いがあるという状況でございますから、そういうふうにはもう簡単になっていくのだろうというふうに思います。
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新実彰平(維新)
つまり、チャットGPTやGeminiやミュトスに今から日本が張り合うということではなくて、分野特化型の、しかも目的特化型のAIで勝負するということを考えれば、多少のタイムラグは気にせず、安全性、安心を優先すべきではないかと、そういうお立場ということですね。
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67黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
おっしゃるとおりでございます。
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新実彰平(維新)
ありがとうございます。
その上で、最後に伺わせていただきますけれども、先生御自身が法案自体を修正せねばならないというお立場であることは重々承知をしておりますが、その上で、あえて伺わせていただきますけれども、もし法改正が実現をするということになったときに、規則やガイドラインをどのように整えれば最大限個人の情報及び個人の権利が保全され得るとお考えか、じくじたる思いは十分理解をしつつ、是非とも御提案をいただけないでしょうか。
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