競争力あるフィジカルAI、ロボットでも汎化させた形で使えるようにするためには、かなり物理に関するいろいろなデータ使う必要があると思っています。逆に、日本はここは強みがあるかなと。高齢者のそれこそヘルスケアのようなところも物理的なデータになります。災害対応、製造現場、あと福島第一原発の廃炉の現場、こういったところで蓄積されたデータというのは非常に有望、これを活用していきたいということです。
一方で、こうした現場データはそのままAIに学習させるのは難しいものですから、データの意味付けとかそれぞれのデータの関係性を整理して、いわゆるAIレディー化させて使えるようにしていかないといけないと。したがいまして、こういったことを踏まえて、AI開発の支援プログラム、GENIACの中で、製造現場などの現場データの整備手法、いわゆる手法論を確立して標準化する、この手法論を使ってデータセットをつくっていくという、こういう事業に着手をしています。
また、御指摘いただきましたロボット。ロボットにつきましては、これも稼働データが非常に重要です。現在、既に一般社団法人AIロボット協会において、大規模なロボットの動作データ収集をしてデータセットの構築に当たっています。これもまた今回のマルチモーダル基盤モデル開発に活用しようと思っています。加えて、官公庁、あと国の関係機関が保有する品質がいいデータ、あとNHKのコンテンツ、こういったようなものについても学習データとして活用を検討しています。
こうした取組を通じて、いろいろなデータ、特徴的なデータを使いながらマルチモーダル基盤モデル開発を進めていきたいと考えています。
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安野貴博(みらい)
危機感を共有いただいているというところで、是非今後もリーダーシップを発揮いただければと期待をしております。
こちらは、国としてAIを保有していくということが非常に重要な話であるという中で、特に重要なプロジェクトとなってくるのが、本日御質問予定の経産省がやっているAIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業でございます。
本プロジェクトは、フィジカルAIの実現に向けた国産AI基盤開発モデルの開発を目指すものでございます。報道によると、約五年間で一兆円の予算が計上されると承知しております。大規模な国家予算を投下する以上、プロジェ…
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145奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
ソフトウェア関連ですと、例えば、過去、ソフトウェア開発支援システムの構築を目指した国家プロジェクトでシグマプロジェクト、御指摘のものあるわけですけれども、十分な成果が得られなかったという評価です。
一つは、ユーザーのニーズとちょっとマッチしていない部分があった。更に言うと、技術動向がUNIXをめぐってかなり変わっていた、そういった中で計画を見直さないでそのまま事業を継続してしまった。それがかなり大きい問題だったんじゃないかというふうに認識をしています。
一方で、御指摘をいただきました「富岳」プロジェクト、これ技術動向に応じた設…
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安野貴博(みらい)
おっしゃっていただいた点、非常に重要なポイントだと思います。ユーザーニーズの把握と、あとは変わっていく技術環境にいかに迅速に対応できるような柔軟な変更ができるのかというところだと思っています。
続いて、こちらデータの確保についてもお伺いしたいと思います。
ロボット等の学習のためには大量のデータ収集必要だと考えておりまして、特にフィジカルAIの領域では、実世界での動作データというものを専用に収集していくということも不可欠だと考えております。例えばロボットの視点から撮影したエゴセントリックなデータというものであるとか、あとALOHAというものがありますが…
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- (上の発言)
147奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
競争力あるフィジカルAI、ロボットでも汎化させた形で使えるようにするためには、かなり物理に関するいろいろなデータ使う必要があると思っています。逆に、日本はここは強みがあるかなと。高齢者のそれこそヘルスケアのようなところも物理的なデータになります。災害対応、製造現場、あと福島第一原発の廃炉の現場、こういったところで蓄積されたデータというのは非常に有望、これを活用していきたいということです。
一方で、こうした現場データはそのままAIに学習させるのは難しいものですから、データの意味付けとかそれぞれのデータの関係性を整理して、いわゆるAIレディー化させて使えるようにしていかないといけないと。したがいまして、こういったことを踏まえて、AI開発の支援プログラム、GENIACの中で、製造現場などの現場データの整備手法、いわゆる手法論を確立して標準化する、この手法論を使ってデータセットをつくっていくという、こういう事業に着手をしています。
また、御指摘いただきましたロボット。ロボットにつきましては、これも稼働データが非常に重要です。現在、既に一般社団法人AIロボット協会において、大規模なロボットの動作データ収集をしてデータセットの構築に当たっています。これもまた今回のマルチモーダル基盤モデル開発に活用しようと思っています。加えて、官公庁、あと国の関係機関が保有する品質がいいデータ、あとNHKのコンテンツ、こういったようなものについても学習データとして活用を検討しています。
こうした取組を通じて、いろいろなデータ、特徴的なデータを使いながらマルチモーダル基盤モデル開発を進めていきたいと考えています。
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安野貴博(みらい)
御答弁いただき、ありがとうございます。
まさに、そのNHKが保有するデータの活用まで踏み込んで御答弁いただいたこと、これ具体的な検討が進んでいるものとして心強く受け止めたいと思います。まさに、NHKのアーカイブデータは質の高い映像や音声のデータの蓄積でございますので、是非御検討を続けていただければと思います。
最後に、先ほどおっしゃっておられました機動的な方針変換の仕組みとガバナンスについてお伺いしたいと思います。
AI分野、非常にスピードも速い、極めて速いような領域でございますので、技術動向や市場環境の変化に応じて、どこの部分に注力していくべきか…
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149奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
まず、今回、マルチモーダル基盤モデル開発ということで取り組みますけれども、物理領域を意識していますので、工場の自律制御とかロボットの自律制御、そういったものに貢献できるものをつくっていきたいと思っています。
そうすると、特にロボットの自律制御なんかは汎用的な性能必要なので、したがって、かなり汎化させることはやりますが、一方で、例えば過酷環境で稼働できるようにするとか、あと、高信頼性みたいなものになってくると、日本のデータがかなり、日本だけが持っているところ、ここを学習すると、かなり特化したモデルの開発にも貢献できると、こんなよう…
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安野貴博(みらい)
御答弁いただき、ありがとうございます。
この汎化というところなんですけど、LLMの世界でも、最初はどこに注力するというものがなかった中で、例えばアンソロピック社はコーディングエージェントというところに徐々に徐々にユースケースを見付けて、市場を見付けて特化させてきたというところがありまして、同じような、最初はいろいろ試してみるというのは大事だと思いますが、何か見付けたときにどんどん特化させていくということは必要になっていくのではないかと思います。
時間になりましたので、以上で終わりにします。ありがとうございました。
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