横山征成内閣官房防災庁設置準備室次長内閣府政策統括官

2026年5月8日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 57 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

発災時の被災者の健康と尊厳を守り、災害関連死を減らすために、避難所における生活環境の改善を行っていくことは大変重要な課題であると認識してございます。

内閣府におきましては、令和六年十二月に避難生活に関する自治体向けの取組指針などをスフィア基準等に沿った内容に改定いたしまして、平時から災害支援協定の締結等を進め、発災直後から快適なトイレ、温かい食事、ベッド、入浴の機会、暑さ寒さ対策等の対応を求めるなど、避難所の良好な生活環境の確保が行われるよう周知を図ってきたところでございます。

しかしながら、多くの自治体では、財政面の制約とかノウハウの不足等から、避難所の備蓄品、資機材が十分ではないこと、避難所設置、運営訓練の取組に差があり避難所設置運営の担い手が足りないことなど、災害時の対応力に依然として課題があるものと考えており、これらの課題を克服する事前防災の取組を強く後押しすることが求められているものと考えてございます。

そこで、防災庁の設置を見据えまして、令和八年度予算に防災力強化総合交付金を創設し、これを活用して、広域的な展開が可能な防災・減災に資する資機材の整備や、整備した資機材の広域的な運用の推進に向けた方策の検討、体制整備を支援するとともに、スフィア基準等に沿った避難所の質の向上に配慮した避難所の開所、運営に係る訓練等を行うことなど、自治体の取組を支援する取組を強化しているところでございます。

避難生活環境の抜本的改善に向けては、このような新たな交付金等の活用に加えまして、ふるさと防災職員も活用して自治体へのきめ細かい助言や働きかけを行い、いつ災害が発生しても対応できるような事前の準備体制の構築、実務能力の向上が図られるよう支援してまいりたいと考えてございます。

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