庭田幸恵 (国民民主党)

2026年5月8日・第221回国会 参議院 政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 43 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

国民民主党・新緑風会、庭田幸恵と申します。このODA特別委員会での質疑は初めてとなります。私、昨年、逆転の夏と言われた選挙でこの国会に送り出していただきました。

質疑に当たりまして、まず冒頭申し上げたいことがございます。

昨年来、イランにおいて拘束され、自由を奪われ、そして命を奪われた市民の方々に深い哀悼の意を表します。とりわけ、絞首刑という形で命を絶たれた方々、そして、今なお不安と恐怖の中にある多くの市民とその御家族に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。

本年に入り、軍事的緊張の高まりによって、中東の人々、またイラン市民の命と尊厳が一層脅かされていると認識をしております。人が自らの尊厳を持って生きること、それが脅かされるとき、国際社会は沈黙してはならないと私は感じています。

政府は、人間の安全保障を掲げています。本日は、この言葉がODAの理念にとどまっているのか、それとも現実の政策として機能しているのか、伺ってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

まず、外務大臣にお伺いします。

外務省のホームページを開きますと、まずトップページにあるこのODA、政府開発援助、開くとすぐ目に入るのが、今私が申し上げました、人間の安全保障という言葉でございます。外交の重要な理念として、これまで日本が掲げてきたと承知をしております。

一方で、現実の外交におきましては、国家間の関係や地域の安定とバランスが求められる場面も多いと承知をしております。

そこで伺います。

この人間の安全保障というのは理念として掲げるものなのか、それとも、この緊迫する世界情勢の中においても、外交判断の基準として機能するものなのか、まず大臣の見解をお伺いさせてください。

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