松本恭典外務省大臣官房審議官

2026年5月8日・第221回国会 参議院 政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 12 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

お答えいたします。

まず、NPT運用検討会議につきましては、NPTの締約国が五年に一回集い、NPTの運用状況を検証し、条約の維持強化を図るためのものでございます。今次会議につきましては、四月二十七日から四週間にわたり開催されておりまして、我が国からは国光外務副大臣が出席をして一般討論演説を行い、NPTへのコミットメントを一層強固にすべきとの高市総理大臣のメッセージを発信したところであります。

また、我が国は、百十六か国・地域の賛同を得まして軍縮・不拡散教育に関する共同ステートメントを実施したところでありまして、我が国ならではの外交取組を行っているところであります。

会議全体の状況といたしましては、現在、各国がNPTの三本柱それぞれの各種論点等について様々な議論を行っておるところでございます。そうした中、今週に入りまして議長の方から最終文書案の草案が提示をされたところでございまして、今後はその草案を基に各国間での議論が進んでいくということになると考えております。

CTBTの御質問につきましては、我が国としましては、CTBTの発効促進を極めて重視しておるところでございまして、核実験の検知のための国際監視制度に従事できる人材を育成する目的で、これは一九九六年からJICAさんの方にお願いをして、グローバル地震観測という課題別研修を行ってきていただいております。この研修は毎年約二か月にわたり実施されておりまして、これまでに八十一か国から計三百十名の研修員を受け入れてございます。

また、日本としては、CTBT機関準備委員会に拠出金を拠出しておりまして、各国の国際監視制度自体の強化、それから同制度に従事する人材の育成、能力構築支援、こういったものに分担金が活用されることで、我が国全体としても核実験を検知するための国際監視体制の強化に貢献していきたいと考えております。

ありがとうございます。

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