ありがとうございます。
都市鉱山という言葉はもう一九八〇年頃から言われている言葉で、決して私がつくった言葉ではないんですけれども。
都市鉱山、おっしゃるとおりで、金とか銅とか含有量は非常に高いんですけれども、消費者のところに散らばっているものを集めるところにコストが掛かりますのと、それから、普通の天然鉱山とは違う比率で不純物が入っていますので、これを分離するところにコストが掛かるということで、必ずしもいつもいつもこれがコスト的に見合うわけではないんですが、ただ、貴金属、銅、こういった経済的な価値が比較的元素単位で高いものは、既に日本で随分、かなりきちんと企業によって活用され、銅なんかは銅精錬、あるいは貴金属の精錬なんかは、こういった都市鉱山を輸入するぐらい日本では経済的な価値を生み出しています。
ですので、一部はもう日本に十分に経済的な合理性を持って価値を生み出しているということは言えると思います。
ただし、全部ではないです。例えばレアアースであるとかレアメタルであるとか、より難しいものになってきますと、これは経済的にはなかなか今見合っていないと、そういうことが言えると思います。
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百田尚樹(保守)
ありがとうございました。
簡単に理解しますと、再エネ比率が上がれば上がるほどやっぱり電力が上がると私は理解しました。
さて、次は所さんにお伺いします。
サーキュラーエコノミーですか、循環経済、非常におっしゃったところよく分かるし、理想はすばらしいなと思います。しかしながら、なかなか現実は理想では世の中回っていきませんので、じゃ、その経済的にそれが割、合うかどうか、これはすごい重要だと思うんですね。
例えば、先ほど自動車の話されていましたけど、自動車もいろいろ再資源できるんじゃないかと。ところが、そういうものは全部海外に流れてしまうと。ところが、例…
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87所所千晴早稲田大学理工学術院教授・創造理工学部長・研究科長
ありがとうございます。
海外にリユースで流れて売るということ自体は決して悪いことではありません。これ、世界全体で見たときに、リユースの率が上がるということは、大きな意味ではサーキュラリティーが上がっておりますので、これは悪いことではありません。ですから、まずはできるだけ機能を皆さんに使っていただくという意味で自動車のままリユースをしていただくというのは、世界の循環と見てみれば、環境的にはむしろいい方向です。
問題は、日本の経済安全保障、こういったものを考えたときに、あとはバランスの問題ということになると思います。
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88
百田尚樹(保守)
ですから、日本国内の場合も、例えば海外に車を売った場合にその利益があるわけですから、その利益をやっぱり計算すべきじゃないかなと思います。
さて、次の問題ですね。
次の質問で、所さんは都市鉱山という言葉、論文で使われています。例えば、都市にある例えばスマホとかあんなの、パソコンとかに、実はここにすごいレアメタルとか金とか銀が眠っている、これを取り出すことによって一種のこれが鉱山だというふうに、こうやって循環していくということなんですが、言うことは分かるんですけど、果たしてこれもコスト的に可能なのか。例えば、何か試算が欲しいなと思うんですよ。
つまり、…
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- (上の発言)
89所所千晴早稲田大学理工学術院教授・創造理工学部長・研究科長
ありがとうございます。
都市鉱山という言葉はもう一九八〇年頃から言われている言葉で、決して私がつくった言葉ではないんですけれども。
都市鉱山、おっしゃるとおりで、金とか銅とか含有量は非常に高いんですけれども、消費者のところに散らばっているものを集めるところにコストが掛かりますのと、それから、普通の天然鉱山とは違う比率で不純物が入っていますので、これを分離するところにコストが掛かるということで、必ずしもいつもいつもこれがコスト的に見合うわけではないんですが、ただ、貴金属、銅、こういった経済的な価値が比較的元素単位で高いものは、既に日本で随分、かなりきちんと企業によって活用され、銅なんかは銅精錬、あるいは貴金属の精錬なんかは、こういった都市鉱山を輸入するぐらい日本では経済的な価値を生み出しています。
ですので、一部はもう日本に十分に経済的な合理性を持って価値を生み出しているということは言えると思います。
ただし、全部ではないです。例えばレアアースであるとかレアメタルであるとか、より難しいものになってきますと、これは経済的にはなかなか今見合っていないと、そういうことが言えると思います。
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百田尚樹(保守)
確かに、もうかるものやったらみんなやるんですよね。ただ、もうからないものをどうするかですね。
例えば、企業にもやっぱり社会的責任がありますので、その辺はやっぱり企業努力があると思うんですが、それも限度があります。
あとは、国がこういう制度、例えば最初の設計からこういうふうにしろと言うても、企業としては、それはもう、ちょっとうちの利潤としてはダメージが大きいとなってくると、やっぱりこれも限度があると思うんですね。
だから、研究者としては、そういう利潤がつくれるような道筋をつくることが僕は大事やと思うんですね。
済みません、あと一つ、瀧口さんにお伺い…
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91瀧瀧口信一郎株式会社日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリスト
新たに造ることができないというのは、ダムを造れないのか、それとも発電機を付けれないのかという、(発言する者あり)あっ、どうぞ。
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百田尚樹(保守)
新しいダムを造るのもちょっと、非常に、そういうもう立地もないと。で、今現在、治水に使われているダム、ここに例えば新たに発電タービンをこしらえて、発電可能ですけど、これもほとんどコストに合わないということを聞いています。いかがでしょう。
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