御質問ありがとうございます。
まず、RITEのシナリオ分析のモデルの説明をしておく必要があると思うんですけれども、RITEのモデルは最適化モデル、コスト最小で実現する結果を出します。そのときに、CO2の排出制約を課します。まあ時系列もありますから複雑なんですけれども、その中で結果として得られたものがシナリオとして出されている。その中で、二〇五〇年カーボンニュートラルという制約を課した下での最適化計算をすると、アンモニアが発電用に使われるということに結果として得られているわけです。
どういうことかというと、アンモニアは窒素と水素なんですけれども、水素は、先ほどもちょっと質問がありましたけど、現状では化石燃料から作ってくるんですけれども、脱炭素という要件が付いたときの燃料としてのアンモニアの場合には、水素も水の電気分解であるとかあるいは化石燃料から作るけれども、途中でCCSでCO2を地中に埋めるとか、そういうCO2フリーの水素を使います。そうなると高いんですけれども、二〇五〇年カーボンニュートラルという目標は非常に厳しいものだから、しかも我々のモデルは原子力に上限を課しています。政府の上限である二〇%か一〇%を課すと、それ以外のもので、再エネは自然変動でコストも掛かってきます。そうすると輸入しなきゃいけないんだけど、アンモニア、そういうCO2フリーの水素を使ったアンモニアが最適化の結果として選ばれておるということです。
ただ、これをグローバル全体で二〇五〇年カーボンニュートラルにして、日本はそういうことにしないと、日本ではアンモニアまで使うようなコストの高い技術は採用されないと、そういう結果が得られることになります。
よろしいでしょうか。
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後藤翔太(参政)
ありがとうございました。エネルギー安全保障についていろいろな観点で考えていかなければならないということを改めて感じさせていただきました。
ありがとうございました。
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72
木戸口英司(立憲)
岩渕友さん。
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73
岩渕友(共産)
日本共産党の岩渕友です。
今日は、三人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。
初めに、山地参考人にお伺いをするんですけれども、先ほどの質問とちょっと重なってしまうかなと思うんですが、今政府が石炭火力発電所でのアンモニア混焼を位置付けて実証事業が進められています。
それで、前回の参考人質疑でNPO法人国際環境研究所の山本社長がいらっしゃって陳述をされたんですね。で、委員とのやり取りの中でこのアンモニアをめぐるやり取りがあって、山本所長が、このアンモニアの発電コストというのは非常に高いんですと、アンモニアの原料になる水素が天然ガスや石炭から作られ…
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- (上の発言)
74山山地憲治公益財団法人地球環境産業技術研究機構理事長
御質問ありがとうございます。
まず、RITEのシナリオ分析のモデルの説明をしておく必要があると思うんですけれども、RITEのモデルは最適化モデル、コスト最小で実現する結果を出します。そのときに、CO2の排出制約を課します。まあ時系列もありますから複雑なんですけれども、その中で結果として得られたものがシナリオとして出されている。その中で、二〇五〇年カーボンニュートラルという制約を課した下での最適化計算をすると、アンモニアが発電用に使われるということに結果として得られているわけです。
どういうことかというと、アンモニアは窒素と水素なんですけれども、水素は、先ほどもちょっと質問がありましたけど、現状では化石燃料から作ってくるんですけれども、脱炭素という要件が付いたときの燃料としてのアンモニアの場合には、水素も水の電気分解であるとかあるいは化石燃料から作るけれども、途中でCCSでCO2を地中に埋めるとか、そういうCO2フリーの水素を使います。そうなると高いんですけれども、二〇五〇年カーボンニュートラルという目標は非常に厳しいものだから、しかも我々のモデルは原子力に上限を課しています。政府の上限である二〇%か一〇%を課すと、それ以外のもので、再エネは自然変動でコストも掛かってきます。そうすると輸入しなきゃいけないんだけど、アンモニア、そういうCO2フリーの水素を使ったアンモニアが最適化の結果として選ばれておるということです。
ただ、これをグローバル全体で二〇五〇年カーボンニュートラルにして、日本はそういうことにしないと、日本ではアンモニアまで使うようなコストの高い技術は採用されないと、そういう結果が得られることになります。
よろしいでしょうか。
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岩渕友(共産)
ありがとうございます。
次に、所参考人にお伺いします。
今、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃でホルムズ海峡が封鎖をされるということで、原油が高騰したりナフサにも影響があるということで、それが暮らしとかなりわいにも深刻な影響を与えています。今こそこの資源循環型社会に向けて取組を進めていくときだというふうに思うんですね。
そのときに、企業が社会的責任を果たすということが大事だと思っています。つまり、拡大生産者責任ということなんですけれども、ヨーロッパでは進んでいるんだけれども日本では余りうまくいっていないというふうに聞いているんですけれども、こ…
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76所所千晴早稲田大学理工学術院教授・創造理工学部長・研究科長
ありがとうございます。
ナフサとかプラスチックの話になりますと、私がここで例に挙げた自動車やリチウムイオン電池に比べますと大分、一般消費者から出てくる廃棄物というのが対象になってくるという意味で、少し日本でも状況は変わってきます。
それで、海外の方がうまくいっているかどうかというのは、いろんな見方がありますので、私は一概にそういうことでもないとは思っていますが、ただ、そういう面があるとすれば、日本の特殊性というのは、やはり一般市民から出てくるものはいわゆる環境財政、環境省の管轄であって、自治体が集め、そして焼却をして、しっかりと適正処分するというシス…
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岩渕友(共産)
ありがとうございます。
次に、瀧口参考人にお伺いをします。
私も、各地でバイナリー発電とかバイオガス発電などその地域固有の資源を生かした再生可能エネルギーの取組が、地域で雇用を生み出したり、経済を活性化させている事例について調査をしてきていて、エネルギーの地域内経済循環の重要性というのを実感してきています。
参考人からは、水力発電とかバイオマス発電といった山の国内資源の発電量を増やすべきというお話があったかと思うんですが、この山の国内資源を活用するということは、人口減少が今進む中山間地域で新たな仕事をつくったり農業や地域経済の活性化にもつながるもの…
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