日本保守党の百田尚樹です。
山中委員長にお尋ねいたします。
原子力規制委員会が、福島第一原発の事故を受け、世界で最も厳しい基準を設けて安全性追求に尽力されていることには敬意を表します。しかしながら、世界に目を転じますと、例えばアメリカの原子力規制委員会、NRCと比較すれば、日本の原子力規制には効率性という観点がないと、定められていないことに気付きますと。
今日の各委員の皆様の質問を伺っていますと、原子力委員会の安全基準はちょっと厳し過ぎるんではないかという意見が圧倒的に多いように思いました。まあ一部そうじゃない委員もありましたけど。それはなぜかといいますと、やっぱり原子力発電の再稼働は日本の経済活動に大きく寄与するからだという考えがあると思います。私も同じ意見です。
御存じと思いますが、アメリカの原子力規制委員会には良い規制の原則というのがあります。これ英語で言いますと、エヌアールシーズ・プリンシプルズ・オブ・グッド・レギュレーションという言葉があります。つまり、良い規制を達成するために、良い規制を達成するために必要な項目として、独立性、公開性、効率性、明確性、信頼性の五点が挙げられます。
特に効率性の項目において、規制活動は達成されるリスク低減の程度と整合性であるべきという、あるべきであるという文言があります。原子力の規制によって確かに安全性は高まりますが、一方、他のリスクが増大することもあるので、そのバランスを取った規制を原則とするということです。
そこで、ところが、日本の原子力規制は直接的な原子力設備の安全性のみを問題にしています。その結果として、原子力発電所の再稼働が遅れ、例えば今回のようにホルムズ海峡危機のような現状があっても、原子力委員会としては何らそれはもう考慮しない、問題にしないということになっています。私はこれに違和感があるわけですが、委員長、アメリカと大きく異なる点、安全性だけに特化している点をいかがお考えでしょうか、お答えください。
143
岩渕友(共産)
今答弁にあったように、規制委員会はあくまでも規制基準に適合しているかを確認しているということなんですよね。
委員長は、その予算委員会でのやり取りの中で、規制基準への適合はリスクがゼロであることを保証するものではないということも併せて答弁をしているんですね。こういう認識でいいかということを改めて確認をしたいと思います。
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144山山中伸介原子力規制委員会委員長
安全確保の実施あるいはその活動というのは、一義的に事業者に責任がございます。委員お尋ねの規制基準への適合というのは、リスクがゼロであるということを保証するものではございません。一〇〇%の安全を保証するというものでもないという認識に変わりはございません。
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岩渕友(共産)
リスクがゼロであることを保証するものではないということです。
規制基準に適合をしたからといって、原発が抱える危険がなくなったというふうには言えないわけですよね。ほかの基準、ほかの技術とは違って、やっぱり一〇〇%の安全が求められるのが原発だというふうに思うんですよ。
これなぜかというと、東京電力福島第一原発事故、そしてその被害を見れば、今も数万人の方々が避難を強いられていて、事故の調査さえ立ち入って行うことができないというのが現実なわけですよね。廃止措置どうするのかということさえも決めることができていないわけなんですよね。
原発事故の最大の教訓は、原…
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- (上の発言)
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百田尚樹(保守)
日本保守党の百田尚樹です。
山中委員長にお尋ねいたします。
原子力規制委員会が、福島第一原発の事故を受け、世界で最も厳しい基準を設けて安全性追求に尽力されていることには敬意を表します。しかしながら、世界に目を転じますと、例えばアメリカの原子力規制委員会、NRCと比較すれば、日本の原子力規制には効率性という観点がないと、定められていないことに気付きますと。
今日の各委員の皆様の質問を伺っていますと、原子力委員会の安全基準はちょっと厳し過ぎるんではないかという意見が圧倒的に多いように思いました。まあ一部そうじゃない委員もありましたけど。それはなぜかといいますと、やっぱり原子力発電の再稼働は日本の経済活動に大きく寄与するからだという考えがあると思います。私も同じ意見です。
御存じと思いますが、アメリカの原子力規制委員会には良い規制の原則というのがあります。これ英語で言いますと、エヌアールシーズ・プリンシプルズ・オブ・グッド・レギュレーションという言葉があります。つまり、良い規制を達成するために、良い規制を達成するために必要な項目として、独立性、公開性、効率性、明確性、信頼性の五点が挙げられます。
特に効率性の項目において、規制活動は達成されるリスク低減の程度と整合性であるべきという、あるべきであるという文言があります。原子力の規制によって確かに安全性は高まりますが、一方、他のリスクが増大することもあるので、そのバランスを取った規制を原則とするということです。
そこで、ところが、日本の原子力規制は直接的な原子力設備の安全性のみを問題にしています。その結果として、原子力発電所の再稼働が遅れ、例えば今回のようにホルムズ海峡危機のような現状があっても、原子力委員会としては何らそれはもう考慮しない、問題にしないということになっています。私はこれに違和感があるわけですが、委員長、アメリカと大きく異なる点、安全性だけに特化している点をいかがお考えでしょうか、お答えください。
147山山中伸介原子力規制委員会委員長
NRCの行動原理の中に効率性が入っているということは私も承知をしております。
審査の改善ということについては、今日も様々なお答えをさせていただきましたけれども、今後も審査の改善についてはリスクに応じた対応というのを検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。
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百田尚樹(保守)
確かに難しいところで、今日の皆さんの意見聞いていても、安全性がちょっと厳し過ぎるのではないかというような質問もあった一方で、ちょっと安全性が緩いんじゃないかというような質問もあって、答えるのに非常に大変な思いをされたと思いますが。
次に、経済産業省に伺います。山中委員長への質問と関連しますけれども、日本の原子力規制委員会の在り方について質問します。
原子力規制委員会は、同設置法に基づき、形式上は環境省の外局として、いわゆる三条委員会として設置されています。これちょっと、条文はちょっとカットします。三条委員会には、原子力規制委員会のほか、公正取引委員会…
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井野俊郎(自民)経済産業副大臣
まず、我が国において、福島第一原子力発電所事故の経験、そしてまた反省と教訓を肝に銘じた上で原子力政策を進めていくということがエネルギー政策の原点となっております。その事故の教訓と反省を踏まえて、規制と利用を分離し、原子力規制委員会が設立され、安全体制が強化された新規制基準が策定されたというふうに理解しております。
原子力利用に当たっては、安全性の確保と地元の理解、地域の理解が大前提となっておりまして、こういった高い独立性を有する規制委員会の新規制基準に適合すると認められた場合のみ、地元の御理解いただいて再稼働を進めるというのが我々政府の一貫した姿勢でご…
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