ありがとうございました。それは非常に大きな点だと思います。
ただ、それは、公共交通を維持するというのは物すごく難しいわけで、一つは、お客が少ないということと、職業運転手がとにかく今確保できないという問題があるわけですね。
それで、おっしゃったように、利潤を追求するというのはタクシー会社のことであって、タクシー会社はもう地方では採算が取れないからどんどん撤退しています。だけど、そこに住んでいる住民はみんな自家用車を持っているわけですよね。その住民が要するに自分の仕事で行くついでに高齢者を乗せるというのは、別に利益の追求というほどのことではなくて、一種のアルバイト感覚なわけですね。だから、ウーバーのようなものは、言わばネットワーク会社でそういうようなものを組織化するということで、タクシー会社とは大きく違うわけです。
日本ではライドシェアがなぜ進まないかというと、使ったことのある人がほとんどいないわけです。私も実は、ボストンに分校がありまして、そこに行ったときに、夜、学生六人と食事をして帰ってきたら、タクシーはない、タクシーを待っている人もないと。どうしようかと思ったら、学生がウーバーを呼んでくれて、七人乗れる車が欲しいと言ったら、十分間でそれが来たんですよね。私が運転手の人にこの近くにお住まいですかと言ったら、そうじゃない、遠くの州に帰る途中に呼出しあったから来たんだと。これ、すばらしいビジネスモデルだと思われませんか。
つまり、横の高速道路を走っている車の一台が寄るだけでライドシェアが成り立つわけで、タクシーだと運転手が待っていなきゃいけないんですよね。これは物すごくコストが掛かることで、なり手もいない。だから、このすばらしい、アメリカで生まれましたけど、中国でも発展しているようなライドシェアをなぜ日本は拒否するのか。
これは助け合いの一つなんですね。だから、まさに過疎地域でこそ使える仕組みなので、是非、タクシー会社のそれこそ利潤追求のためにこのライドシェアを潰している現状を議員として是非改善していただきたいと思っております。
151
塩入清香(参政)
ありがとうございます。
保護政策が良くないというふうにそもそもお考えだということなんですけれども、やはり東京がいわゆる世界との競争力を持つということも先生おっしゃっていらっしゃったんですけど、以前の記事でおっしゃっていらっしゃるんですけど、東京の競争力を維持するためにはやっぱり地方にしっかり投資して、東京はそれこそ自分たちの胃袋を自分たちで賄えるような状況にもないですし、農業政策も含めて地方にしっかり投資していくことこそが東京の世界的な競争力をもたらすというふうにも考えられるんですけれども、いかがでしょうか。
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152八八代尚宏昭和女子大学特命教授
議員のおっしゃる点は物すごく大事だと思います。
東京だけが栄えてはやっぱり駄目なんですね。それは何といっても独占になってしまいますから、だからこそ地方の主要都市がもっと元気になって、それで東京と競争をすると。大阪なんかは典型ですけど、大阪人の考え方は東京人とはやっぱり違うわけで、それを生かして過去は随分発展してきたわけですが、それが過去の工場等制限立地法によって東京と大阪がすごい打撃を受けた。東京は政治の力がありますから生き延びたんですが、大阪が物すごくその被害を受けて、工場がどんどんアジアに行ってしまったりするわけですね。
ですから、政府が個々の都…
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塩入清香(参政)
よく分かりました。ありがとうございます。
そして、ちょっともう一つ伺いたいのが、高齢者の方のライドシェアが不可欠であるというふうに先生お書きになられていたんですけれども、そもそも地方においてライドシェアを普及しても、結局は過疎地域にライドシェアというのは定着しない現状がございます。というのは、いわゆる民間企業ですから利潤を追求するという目的がそもそもあるわけで、そういった方たちが定着しないからこそ公の交通機関、交通網を維持することが必要だったと考えるんですが、先生はその辺りはいかがでしょうか。
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- (上の発言)
154八八代尚宏昭和女子大学特命教授
ありがとうございました。それは非常に大きな点だと思います。
ただ、それは、公共交通を維持するというのは物すごく難しいわけで、一つは、お客が少ないということと、職業運転手がとにかく今確保できないという問題があるわけですね。
それで、おっしゃったように、利潤を追求するというのはタクシー会社のことであって、タクシー会社はもう地方では採算が取れないからどんどん撤退しています。だけど、そこに住んでいる住民はみんな自家用車を持っているわけですよね。その住民が要するに自分の仕事で行くついでに高齢者を乗せるというのは、別に利益の追求というほどのことではなくて、一種のアルバイト感覚なわけですね。だから、ウーバーのようなものは、言わばネットワーク会社でそういうようなものを組織化するということで、タクシー会社とは大きく違うわけです。
日本ではライドシェアがなぜ進まないかというと、使ったことのある人がほとんどいないわけです。私も実は、ボストンに分校がありまして、そこに行ったときに、夜、学生六人と食事をして帰ってきたら、タクシーはない、タクシーを待っている人もないと。どうしようかと思ったら、学生がウーバーを呼んでくれて、七人乗れる車が欲しいと言ったら、十分間でそれが来たんですよね。私が運転手の人にこの近くにお住まいですかと言ったら、そうじゃない、遠くの州に帰る途中に呼出しあったから来たんだと。これ、すばらしいビジネスモデルだと思われませんか。
つまり、横の高速道路を走っている車の一台が寄るだけでライドシェアが成り立つわけで、タクシーだと運転手が待っていなきゃいけないんですよね。これは物すごくコストが掛かることで、なり手もいない。だから、このすばらしい、アメリカで生まれましたけど、中国でも発展しているようなライドシェアをなぜ日本は拒否するのか。
これは助け合いの一つなんですね。だから、まさに過疎地域でこそ使える仕組みなので、是非、タクシー会社のそれこそ利潤追求のためにこのライドシェアを潰している現状を議員として是非改善していただきたいと思っております。
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塩入清香(参政)
ありがとうございました。ライドシェアに関しては更に勉強してまいりたいと思います。
ただ、やっぱり危険性の部分とか、海外においても様々な事例がございますので、複合的に考えていかなくてはいけないと思います。
そして、熊谷先生にも質問させていただきたいと思います。
先ほど、外国人労働者がGDPを押し上げるという御発言がございました。現時点でも、平均して二割程度、日本人よりも給与が低い外国人労働者を増やすことで日本人が外国人労働者の安い労働力と競争させられてしまって、結果的には賃金が引き下げられる、あるいは賃金上昇を阻害してきたという面についてはどのように…
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156熊熊谷亮丸株式会社大和総研代表取締役副社長兼副理事長
御質問ありがとうございます。
私の資料の五十六ページのところをちょっと御覧いただくと、ここで諸外国における外国人労働者を受け入れたときの様々な研究がございまして、見やすいように赤字で書いてあるのがプラスの影響、青字で書いてあるのがマイナスの影響ということで、賃金、雇用、生産性、年金等々についてそれぞれ、全体としてはまちまちの状況で、プラスのこともあればマイナスのこともあるということでございますけれども。
ただ、日本の場合は今完全にもう人手不足の、先ほど来議論が出ているように人手不足の状況なわけですから、大量に一律に入れればそれは問題がありますけれども…
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塩入清香(参政)
時間になってしまいましたので、私の質問これで終わらせていただきます。今日はありがとうございました。
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