御質問ありがとうございます。
先ほど申し上げましたけれども、この案件は、昨年度の予算の審議にあっては、衆議院で修正を行って参議院で再修正を行った、そして凍結に至った案件であります。両院が重い決断を下した憲政初のことであったということを踏まえた検討が政府の中で行われたかということが私は問われておると思います。
患者さんのお声を聞いたと政府は繰り返しますけれども、最終形の負担の在り方を最終の回に、一番最後の回にお示しされて、そしてその後、患者さんの意見を聞いていないということ、そこで患者さんの意見を反映する機会がないまま制度が提案をされているということを再々問題意識として申し上げております。
〔理事長谷川岳君退席、委員長着席〕
だから、何を懸念をしているかというと、患者さんのお声をきちんと聞いていないから、やっぱりセーフティーネットというのは本来弱い方を、一番弱い方を守るためのものでありますけれども、破滅的医療支出に至る患者は低所得の方に多くなっているということをどう捉えるかということ、そして、加入する保険によって、この恩恵、もちろん保険料の軽減というのはしていかなくてはなりませんけれども、国民健康保険の方の恩恵が一番少ないということを考えますと、いわゆる弱い方に対する支援が本当に検討されたのかということは申し上げざるを得ないということであります。
同時に、国会の外では社会保障国民会議で検討しておりまして、中低所得者の方々に対する給付と負担の在り方について検討をしている最中でありますので、よって、こういう高額療養制度にどう向き合うかということは非常に重要な事柄だろうと思っております。あわせて、このイラン情勢も含めて、物価高の状況の中に、治療を必要とする方々に重い負担を負わせていいのかという問題もあろうかと思います。
改めて、セーフティーネットというのは弱い方を守るための制度でありますので、その患者さんのお声をきちんと聞くというプロセスは、今後の社会保障の在り方に大きな方向性を示すと私たちは思っておりますので、残念ながら、昨年の両院の重い決断に対して政府が十分に応えていないと、患者さんも凍結を求めておられますので、私どもも今回凍結を提案する次第であります。
326
杉久武(公明)
公明党の杉久武でございます。
本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
三月の十六日から参議院の方で予算審議が進められてまいりました。参議院では、与野党合意の下、審議を深めてこれたのではないかというふうに思っております。そして、本予算案の審議も締めくくり質疑となりました。
さて、足下の物価高やエネルギー価格の上昇、さらには中東情勢の緊迫化などを背景に、国民生活や医療現場に大きな影響が及んでおります。特に、燃料価格や電気・ガス料金の高止まりは家計や中小企業、地域経済に重い負担となっておりまして、また、ナフサ不足などによる医療器材の供…
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
今回でございますけれども、昨年度の案と比べまして、負担上限の額について負担の増を抑えたものにする、多数回該当の金額を維持する、新たに年間負担に上限を設ける、年収二百万円未満の課税世帯の多数回該当の金額を引き下げるといった、長期療養者や低所得者へのセーフティーネットの機能を強化しております。
患者団体、そして保険者、労使、医療関係者など、多くの関係者と丁寧な議論を積み重ねた上で決定したものだと考えております。
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杉久武(公明)
今総理から重ねての御答弁ございましたけれども、やはり我々は、今回の修正案では、命を守るという観点から、やはり高額療養費制度のこの自己負担限度額の引上げにつきましては、やはり一旦凍結をしなければならないというように思っております。特に、長期療養を必要とする患者への影響の大きさを踏まえた対応が必要だというふうに思っております。
今回の修正案では、この高額療養費制度の凍結、これを掲げておりますが、その趣旨につきまして、法案提出者の見解を伺いたいと思います。
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- (上の発言)
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秋野公造(公明)
御質問ありがとうございます。
先ほど申し上げましたけれども、この案件は、昨年度の予算の審議にあっては、衆議院で修正を行って参議院で再修正を行った、そして凍結に至った案件であります。両院が重い決断を下した憲政初のことであったということを踏まえた検討が政府の中で行われたかということが私は問われておると思います。
患者さんのお声を聞いたと政府は繰り返しますけれども、最終形の負担の在り方を最終の回に、一番最後の回にお示しされて、そしてその後、患者さんの意見を聞いていないということ、そこで患者さんの意見を反映する機会がないまま制度が提案をされているということを再々問題意識として申し上げております。
〔理事長谷川岳君退席、委員長着席〕
だから、何を懸念をしているかというと、患者さんのお声をきちんと聞いていないから、やっぱりセーフティーネットというのは本来弱い方を、一番弱い方を守るためのものでありますけれども、破滅的医療支出に至る患者は低所得の方に多くなっているということをどう捉えるかということ、そして、加入する保険によって、この恩恵、もちろん保険料の軽減というのはしていかなくてはなりませんけれども、国民健康保険の方の恩恵が一番少ないということを考えますと、いわゆる弱い方に対する支援が本当に検討されたのかということは申し上げざるを得ないということであります。
同時に、国会の外では社会保障国民会議で検討しておりまして、中低所得者の方々に対する給付と負担の在り方について検討をしている最中でありますので、よって、こういう高額療養制度にどう向き合うかということは非常に重要な事柄だろうと思っております。あわせて、このイラン情勢も含めて、物価高の状況の中に、治療を必要とする方々に重い負担を負わせていいのかという問題もあろうかと思います。
改めて、セーフティーネットというのは弱い方を守るための制度でありますので、その患者さんのお声をきちんと聞くというプロセスは、今後の社会保障の在り方に大きな方向性を示すと私たちは思っておりますので、残念ながら、昨年の両院の重い決断に対して政府が十分に応えていないと、患者さんも凍結を求めておられますので、私どもも今回凍結を提案する次第であります。
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杉久武(公明)
今法案提出者から答弁いただきましたように、やはりこのセーフティーネットというのは弱い方を守る制度でなければならないと、今の政府の対応はそういった観点で課題があるんではないかということを強く指摘をさせていただきたいと思います。
続いて、中東情勢の影響等によりナフサ不足が指摘をされる中、医療器材の供給や価格動向への不安が医療現場で広がっております。とりわけ手術や診療に不可欠な資材の調達に支障が生じるのではないか、また、あるいは価格高騰が経営を圧迫するのではないかといった懸念が上がっております。
政府としてどのように実態を把握し、そして医療提供体制の影響を…
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
まず、経済産業大臣と厚生労働大臣が緊密に連携して、命や健康を支える医療機器などの安定供給を必ず実行するよう指示をしております。
厚生労働省では、医療機関や企業に対する相談窓口を新たに設置して、安定供給に関する積極的な情報収集、状況把握を更に強化しております。また、幾つかの医療物資について、両大臣の協力の下で流通段階の目詰まりを迅速に解消しております。医療機器などについて直ちに供給が滞る状況ではないと聞いております。
もうとにかくこれからも、厚労省において把握した実態や対策については定期的に公開するとともに、ソーシャルメディアなども通じて、適時また正確…
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杉久武(公明)
政府として対応を進めていただいてはおりますけれども、やはりまだまだ不十分ではないかというふうに思います。
そういった中で、今回我々が提出をいたしました修正案の中では、医療器材購入費の支援として約五百億円、これを予算化すべきであるということを盛り込ませていただいておりますけれども、この目的、趣旨につきまして、法案提出者の答弁を求めたいと思います。
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