ありがとうございます。
学校間連携、また遠隔授業、そのような話が出てまいりましたが、これは一つの学校ではできないわけですね。広域という話も出ましたが、どこかが中心になり、誰かがハブにならなければ、これはなかなか進まない。私たちのところで、山辺高校がやりたいと言っても、一校では無理なわけです。
じゃ、どのようにしてやっていくか、パネルの一を御覧ください。
これは一つの事例ですが、二〇二一年、北海道の教育委員会がこの遠隔授業のベースをつくりました。T―base、私も昨年、超党派で見学させていただきましたが、恐らくこのような遠隔授業のハブは、二〇四〇年、全都道府県で必要になってくるような場所になるんではないでしょうか。現在でももう三十二校、まさに北海道全域のこの高校を守るためにこのT―baseが活動している。
そして、これは全ての授業を配信するわけじゃなくて、先生が対面でやる授業もある、でも、先生を、この例えば三十人、四十人の生徒しかいない高校に全教科配置はできない、じゃ、足りないところはこのT―baseの授業を使う、そのようなネットワークができているわけです。このネットワークを生かした多様な授業というのは、まさに公立高校の強みであると思われます。
また、単に授業を交換するだけではなく、このT―baseのところ、細かいですが書いています。英語と数学は習熟度別授業、つまり、数Ⅰでも、基礎的な数Ⅰのもっと基礎をやる子から、スタンダードやる子から、もっと難しい授業もこのT―baseは配信していくわけです。このようなネットワークの強みを生かした習熟度別の授業も可能です。
また、今後、日本語教育が必要な外国籍が全国にあちこちに通学される、そういうことも考えられます。全校に一人ずつ日本語教員配置するのも経済的に非常に難しい。でも、一人配置したらそこにいる十人の子供たちをカバーできるかというと、言語もばらばら、学年もばらばら、日本語の、日本の生活歴もばらばらであれば難しいです。これこそまさに一校では対応し切れないものをネットワークで対応すべき事例だと思います。
これから、一校完結型から単位互換、地域連携型へと高校が転換していくべきだと思いますが、文科大臣、どのように促進していったらいいか、お聞かせください。
256
高市早苗(自民)内閣総理大臣
旧都祁村にお触れいただき、ありがとうございます。
公立高校の配置につきましては、高校標準法に基づき都道府県において判断される事柄ではございますが、地域や産業の発展を支える人材の育成において高校教育の果たす役割は極めて重要です。このため、地理的アクセスの確保に留意した学校配置、規模の適正化、そして小規模校の教育条件の改善を図るということで、全国どこにいても多様で質の高い学びが保障されるように取り組むことが必要だと思っております。
地域の子供、地方の子供を取り残さないという思いを大切にしてまいります。
この発言のページ
257金金子道仁(維新)
ありがとうございます。小規模校という言葉も言っていただきましたし、地方の子供を取り残さないということは本当に感謝いたします。
小規模校を残すこと、非常に重要だと思います。ただ、残したらいいという問題ではないですね。残しても、選ばれない学校がそこにあっては本当に意味がありません。小規模校をどのように魅力化していくかが非常に重要だと思いますが、小規模校の魅力化について、総理、どのような御見解があるかをお聞かせください。
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258
高市早苗(自民)内閣総理大臣
政府としましては、先般策定しました高校教育改革に関するグランドデザインにおきまして、小規模校の教育条件の改善について、学校間連携による遠隔授業等の活用、専門人材の派遣など、大学や産業界などとの連携強化を図るということにしております。
人員や体制面につきましても、令和七年度補正予算において新たに都道府県に創設する高等学校教育改革促進基金の活用のほか、それぞれの特色を生かして、広域での学校間連携の強化、地域の産業界、大学関係者などが参画する地域人材育成のためのプラットフォームの構築などによってその確保が図られるように取り組んでまいります。
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- (上の発言)
259金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
学校間連携、また遠隔授業、そのような話が出てまいりましたが、これは一つの学校ではできないわけですね。広域という話も出ましたが、どこかが中心になり、誰かがハブにならなければ、これはなかなか進まない。私たちのところで、山辺高校がやりたいと言っても、一校では無理なわけです。
じゃ、どのようにしてやっていくか、パネルの一を御覧ください。
これは一つの事例ですが、二〇二一年、北海道の教育委員会がこの遠隔授業のベースをつくりました。T―base、私も昨年、超党派で見学させていただきましたが、恐らくこのような遠隔授業のハブは、二〇四〇年、全都道府県で必要になってくるような場所になるんではないでしょうか。現在でももう三十二校、まさに北海道全域のこの高校を守るためにこのT―baseが活動している。
そして、これは全ての授業を配信するわけじゃなくて、先生が対面でやる授業もある、でも、先生を、この例えば三十人、四十人の生徒しかいない高校に全教科配置はできない、じゃ、足りないところはこのT―baseの授業を使う、そのようなネットワークができているわけです。このネットワークを生かした多様な授業というのは、まさに公立高校の強みであると思われます。
また、単に授業を交換するだけではなく、このT―baseのところ、細かいですが書いています。英語と数学は習熟度別授業、つまり、数Ⅰでも、基礎的な数Ⅰのもっと基礎をやる子から、スタンダードやる子から、もっと難しい授業もこのT―baseは配信していくわけです。このようなネットワークの強みを生かした習熟度別の授業も可能です。
また、今後、日本語教育が必要な外国籍が全国にあちこちに通学される、そういうことも考えられます。全校に一人ずつ日本語教員配置するのも経済的に非常に難しい。でも、一人配置したらそこにいる十人の子供たちをカバーできるかというと、言語もばらばら、学年もばらばら、日本語の、日本の生活歴もばらばらであれば難しいです。これこそまさに一校では対応し切れないものをネットワークで対応すべき事例だと思います。
これから、一校完結型から単位互換、地域連携型へと高校が転換していくべきだと思いますが、文科大臣、どのように促進していったらいいか、お聞かせください。
260
松本洋平(自民)文部科学大臣
全国どこにいましても多様で質の高い学びを提供し、地方の生徒はもとより、誰一人取り残されず、全ての生徒の可能性を最大限引き出すことができるよう、例えば小規模校の教育条件の改善を含む学校間連携による遠隔授業等の推進などに取り組んでいく必要があると考えております。
このため、高校教育改革促進基金におきましては、公立高校を対象に多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保等に取り組むこととしております。この中では、例えば小規模校でも教育の質を向上させるなどの学校間連携や遠隔授業といった取組を進めていただき、そのモデルを提示してまいりたいと考えております。
また、…
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261金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
しばらく文科大臣の質疑続きますので、是非総理、適宜御離席いただければと思います。よろしくお願いします。
続いて、生徒の学びについて文科大臣にお伺いさせていただきます。
パネルの二を御覧ください。
パネルの二、これはグランドデザインの中で書かれている言葉です。好きを育み、得意を伸ばす、多様な経験を積めるようにする、生徒を主語にした教育を進めていく、すばらしい内容があると思います。
他方で、実際の高校は、主体的な授業選択の余地少ないです。文理どちらを選びますかぐらいの選択で、コースを選択すれば自動的に授業は決定し、決められた…
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262
松本洋平(自民)文部科学大臣
これまでも各都道府県や各学校において高校教育の充実に向けた取組を行ってきていただいていると承知をしておりますが、将来予測が困難となり、AIが発展をする中で、知識を受動的に覚えることを重視する学びからの転換ができていないのではないか、学校の立地やリソースなどに伴う制約から生徒の多様な学習ニーズに対応し切れていないのではないかなどの指摘があるものと承知をしております。
このため、グランドデザインでも示したように、生徒の好きを育み、得意を伸ばし、多様な経験を積めるようにすること、生徒が学ぶことの意義を実感しながら探究的、実践的に学びを進め、生徒の主体性を育む…
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