ただいま議題となりました両法律案につきまして、デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案は、民間事業者等が国の行政機関等の保有するデータを活用した事業を行う場合の認定制度の創設等を行おうとするものであります。
次に、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案は、統計等の作成を行う第三者に個人情報を提供する場合等について本人の同意を不要とするほか、個人情報の違法な取扱い等によって財産上の利益を得た場合における課徴金制度の創設等の措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、参考人から意見を聴取するとともに、データ利活用と個人情報保護のバランス、AI開発等を含む統計作成等の特例における医療情報等の第三者提供、子供の個人情報の取扱い、課徴金制度の対象、金額及び実効性、団体訴訟制度の導入見送り及び今後の課題等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終局した後、立憲民主・無所属、公明党及び沖縄の風を代表して司委員より、個人情報保護法等改正案に対し、統計作成等の特例による第三者提供の対象から要配慮個人情報を除くこと等を内容とする修正案が提出されました。
次いで、討論に入りましたところ、立憲民主・無所属の岸理事及び公明党の司委員より、デジタル行政推進法等改正案に賛成、個人情報保護法等改正案の原案に反対、修正案に賛成、日本共産党の大門委員より両法律案の原案及び個人情報保護法等改正案の修正案に反対、沖縄の風の伊波委員より両法律案の原案に反対、個人情報保護法等改正案の修正案に賛成の旨の意見がそれぞれ述べられました。
次いで、順次採決の結果、まず、デジタル行政推進法等改正案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、個人情報保護法等改正案につきましては、修正案は賛成少数をもって否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、両法律案に対しそれぞれ附帯決議を行いました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────
1
関口昌一議長
これより会議を開きます。
この際、特別委員会の設置についてお諮りいたします。
皇室典範等の一部を改正する法律案を審査するため、委員二十五名から成る皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会を設置いたしたいと存じます。
本特別委員会を設置することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
この発言のページ
2
関口昌一議長
過半数と認めます。
よって、本特別委員会を設置することに決しました。
本院規則第三十条の規定により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。
─────────────
議長の指名した委員は左のとおり
〇皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員
有村 治子君 岡田 直樹君
鈴木 宗男君 中西 祐介君
橋本 聖子君 松村 祥史君
松山 政司君 宮沢 洋一君
山谷えり子君 山本 順三君
田名部匡代君 長浜 博行君
水岡 俊一君 吉川 沙織君
伊藤 孝恵君 …
この発言のページ
3
関口昌一議長
日程第一 情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案
日程第二 個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案
(いずれも内閣提出、衆議院送付)
以上両案を一括して議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員長松下新平君。
─────────────
〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔松下新平君登壇、拍手〕
この発言のページ
- (上の発言)
4
松下新平(自民)
ただいま議題となりました両法律案につきまして、デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案は、民間事業者等が国の行政機関等の保有するデータを活用した事業を行う場合の認定制度の創設等を行おうとするものであります。
次に、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案は、統計等の作成を行う第三者に個人情報を提供する場合等について本人の同意を不要とするほか、個人情報の違法な取扱い等によって財産上の利益を得た場合における課徴金制度の創設等の措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、参考人から意見を聴取するとともに、データ利活用と個人情報保護のバランス、AI開発等を含む統計作成等の特例における医療情報等の第三者提供、子供の個人情報の取扱い、課徴金制度の対象、金額及び実効性、団体訴訟制度の導入見送り及び今後の課題等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終局した後、立憲民主・無所属、公明党及び沖縄の風を代表して司委員より、個人情報保護法等改正案に対し、統計作成等の特例による第三者提供の対象から要配慮個人情報を除くこと等を内容とする修正案が提出されました。
次いで、討論に入りましたところ、立憲民主・無所属の岸理事及び公明党の司委員より、デジタル行政推進法等改正案に賛成、個人情報保護法等改正案の原案に反対、修正案に賛成、日本共産党の大門委員より両法律案の原案及び個人情報保護法等改正案の修正案に反対、沖縄の風の伊波委員より両法律案の原案に反対、個人情報保護法等改正案の修正案に賛成の旨の意見がそれぞれ述べられました。
次いで、順次採決の結果、まず、デジタル行政推進法等改正案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、個人情報保護法等改正案につきましては、修正案は賛成少数をもって否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、両法律案に対しそれぞれ附帯決議を行いました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────
5
関口昌一議長
両案に対し、討論の通告がございます。順次発言を許します。岸真紀子君。
〔岸真紀子君登壇、拍手〕
この発言のページ
6
岸真紀子(立憲)
立憲民主・無所属の岸真紀子です。
私は、会派を代表して、ただいま議題となりましたデジタル行政推進法等改正案に賛成、個人情報保護法改正案に反対の立場から討論を行います。
まず、デジタル行政推進法等改正案に賛成しますが、国等データ活用事業計画の認定に際しては、個人情報保護の観点から適正に事業者及び事業計画を審査し、国の行政機関等が提供するデータに個人情報が含まれる場合は、当該個人情報の削除、匿名化又は仮名化を行い、データの最小化を通じた個人情報の漏えいリスクの低減を徹底するよう慎重な対応を求めます。
また、自治体に過度な負担とならないよう、行政支援、財…
この発言のページ
7
関口昌一議長
司隆史君。
〔司隆史君登壇、拍手〕
この発言のページ