小池晃 (日本共産党)

2026年4月24日・第221回国会 参議院 本会議 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 10 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 47 発言)

日本共産党の小池晃です。

お許しをいただきまして、一言お礼を申し上げます。

ただいま、院議をもって在職二十五年表彰を受けました。この議決をしていただいた議員各位の皆様、さらに、水岡俊一立憲民主党議員会長より温かい御祝辞をいただきました。心からお礼を申し上げます。同時に表彰された宮沢洋一、松山政司、有村治子議員にもお祝いを申し上げます。

特に、日本共産党への御支援をいただき、私を国会に送り出してくださった国民の皆様に深い感謝を申し上げます。そして、私の二十五年の国会活動を支えてくれた秘書を始めとする日本共産党国会議員団事務局や党本部職員の皆さんと家族に、心から感謝をいたします。

私は、第一線の医療現場で臨床医として働いておりましたが、一九九八年の参議院選挙に際して、共産党本部からの要請を受けて比例代表選挙に出馬をし、初当選を果たしました。それ以来、命守る政治を原点に走り続けてまいりました。

初めての国会は、金融国会でした。その後も、年金制度改革法案、医療保険制度改革法案、特定秘密保護法案、そして集団的自衛権の行使に道を開いた十年前の安保法制など、時には本会議の壇上で、時には委員会の席上で、首相を始めとする政府の皆さんと激しく論戦を交わしてきたことを思い起こしております。

もちろん、対決ばかりの二十五年ではありませんでした。国民のために一歩でも政治を前に動かそうと、党派を超えて取り組んできたことも多々ございました。

二〇〇六年に自殺対策基本法を実現したことは忘れ難い経験でした。年間の自殺者が三万人を超えている、この事態を何とかしなければならないと、自民党の尾辻秀久議員、当時民主党の故山本孝史議員らとともに、厚生労働委員会で自殺対策の推進を求める決議を実現し、五年後の立法につなげたことが、国と地方の行政を動かし、今も大きな力を発揮しております。

委員会で厳しく対決したある大臣から、委員会室を出た後で声を掛けられたことがありました。今は亡くなられた方ですが、こうおっしゃった。小池さん、あなたとは政治的な立場は違うけれども、あなたの質問は現場の実態を踏まえたものだから、いつも耳を傾けていますよと。そのときは、これが私の役割だと思いました。国民がどんな状況に置かれているか、今の政治にどのような期待や、あるいは怒りを持っているのか。それを国会の場で、ぶれずにひるまず正面から提起していこうと思い定めて、今日までやってまいりました。

今、世界では、平和の秩序が無残に破壊され、ウクライナで、パレスチナで、そしてイランでも、戦火の下で命を落としている多くの人々がいます。国際法も国連憲章も踏みにじるような米国に追従し、大軍拡に突き進む、そんな政治でいいのか。日本の役割も問われております。

政治は一体何のためにあるのか。私は、政治とは、戦争と貧困をなくすためにあると思っております。それが私の信念です。そして、その希望の道を指し示しているのが日本国憲法であります。

日本国憲法は、その前文で「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と平和的生存権をうたい、憲法九条で戦争を放棄し、戦力を持たないという徹底した平和の条項を持っています。

私は、戦前から反戦平和を一筋に貫いてきた日本共産党の一員として、そして、日本国憲法を尊重し擁護する義務を有する国会議員として、命懸けの外交努力で、絶対に戦争をしない、させないために力を尽くすことをお誓いいたします。

結びに、国民から選ばれた国権の最高機関の一員として、政治の主権者である国民に奉仕する重要な責任を担い、引き続き全力を挙げる決意を表明して、謝辞といたします。

ありがとうございました。(拍手)

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